野党各党が更迭要求 坂本総務政務官発言で (01/06 17:27)
野党各党は6日、年越し派遣村をめぐる自らの発言を撤回、謝罪した坂本哲志総務政務官について「人の心を傷つけた発言は、撤回して済むものではない」(民主党の鳩山由紀夫幹事長)として政府側に対して一斉に更迭を求めた。鳩山邦夫総務相は記者団に「(批判を)真摯に受け止め反省しているから問題ない」と辞任の必要性を否定したが、麻生太郎首相は新たな難題を抱え込んだといえる。 鳩山幹事長は、国会内で記者団に「野党4党が一致して行動し、早期の罷免を求める」と強調。共産党の市田忠義書記局長は「自公政権が進めた雇用政策への反省がまったくない。政務官の資格はない」と反発した。 社民党の福島瑞穂党首も「懸命に生きている人に対する許し難い侮辱だ」と指摘し、国民新党の亀井久興幹事長は「発言に責任を感じているなら自ら辞任するべきだ」と述べた。 |