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大阪、神戸の「派遣村」も閉村

2009年1月5日12時26分

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 大阪や神戸で民間団体が年末から取り組んでいた臨時の野宿者支援が5日朝に終了した。

 大阪市北区の扇町公園では午前9時ごろから、ボランティアらがテントの片づけを始めた。12月28日に設営してから延べ200人以上が寝泊まりし、たき火を囲みながらボランティアが用意した煮物などで空腹をしのいだ。支援団体の男性メンバーは「派遣切りなどで野宿生活を始めて間もない人たちが多かった。国や自治体は早急に失業対策を打ち出してほしい」と訴えた。

 神戸市中央区の東遊園地で炊き出しや生活・医療相談を続けてきた「神戸の冬を支える会」は5日、年末年始に相談に訪れた25人の生活保護の受給手続きを手伝った。今後は通常通り、区内の別の公園で週3回の炊き出しをする。青木茂幸事務局長は「引き続き野宿者らの支援に取り組みたい」と話した。

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