2009年1月6日 7時48分更新
名古屋市は、景気の悪化で生活保護を受ける人が増えているため、関連する経費が足りなくなる見通しとなったことから、今年度の補正予算を組んで対応することになりました。
愛知県では、自動車産業などの業績が軒並み悪化し、仕事を失う人が増えていて、名古屋市でも生活保護の申請が増えています。去年10月末の時点で生活保護を受給した世帯の数は2万2400世帯で、今年度当初の予測に比べて約 600件多くなっています。このため名古屋市では、生活保護の受給者はさらに増えて、今年度の当初予算で計上していた 507億円の関連経費では不足する恐れがあるとして、10数億円の補正予算を組んで対応することになりました。