首都圏放送センター

2009年1月6日 9時4分更新

次世代車の自動車税 免除へ


地球温暖化対策の一環として、東京都は、電気自動車や家庭用電源で充電可能なハイブリッド車など次世代の車について、自動車税を来年度から5年間をメドに、全額免除する方針を固めました。

東京都で自動車税が免除されることになるのは、モーターで走る電気自動車や、従来型のハイブリッド車を改良し、家庭用コンセントから充電できるようにした「プラグイン・ハイブリッド車」と呼ばれるタイプなど、ことし以降自動車各社が販売を目指す次世代の車です。
東京都によりますと都内では、地球温暖化につながる二酸化炭素の4分の1が、自動車などの運輸部門から出されていて、次世代車への切り替えが本格的に進めば、二酸化炭素の排出量を大きく減らすことができるということです。
このため東京都は温暖化対策の一環として、来年度から5年間をメドに、次世代車について自動車税を全額免除する方針を固めました。東京都では、次世代車を購入する中小企業に補助金を出すなど、このほかにも支援策を導入する方針で、5年間で1万5000台を都内に普及させたいとしています。