行政・政治 : 「昭和伊南守る」決意 年頭訓示で杉本組合長
更新:2009-1-6 6:00
昭和伊南総合病院(駒ケ根市)で5日、仕事始め式が行われ、運営する伊南行政組合の杉本幸治組合長は「1人ひとりが持てる力を最大限に発揮して、何が何でも昭和伊南を守っていかなければならない」と訓示した。
式で杉本組合長は職員に対し、組合を構成する伊南4市町村からの追加繰り入れについて、今年度から6年間で計12億円求めていくことや、経費節減に理解と協力を呼び掛けた。さらに、医師確保に向けては「今後もあらゆるチャンネルを使って、全力を尽くしたい」とあらためて決意を示した。
長崎正明院長は「本格的に再建に入る年」とあいさつ。その上で「マイナス志向ではなくプラス志向で取り組み、一丸となって再建のために頑張りたい」と述べた。
同組合は昨年12月、2010年度の黒字化を目指すとした昭和伊南の経営改革プラン素々案を組合議会に提示している。