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米政府、イスラエルの侵攻黙認 ハマス弱体化を後押し

 【ワシントン=弟子丸幸子】ブッシュ米政権はイスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの侵攻を黙認する姿勢を示している。米政府はガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスを「テロリスト集団」(ブッシュ大統領)と断定。イスラエルの攻撃を一貫して擁護し、ハマスの弱体化を後押しする構えだ。

 「イスラエルはテロ組織を追いつめるため、空爆だけでは十分でないと判断したのだろう」。チェイニー副大統領は4日の米テレビ番組で、イスラエル軍地上部隊のガザ侵攻に理解を示した。

 米政府は表向き「可能な限り早期の停戦」をうたいつつも、国際社会の一部が求める即時停戦には事実上、反対している。「条件を満たした停戦でなければならない」とチェイニー副大統領が明言するなど、停戦よりもハマスの弱体化が優先課題と位置付けている。(00:09)

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