5日午前11時20分ごろ、栃木県那須町湯本の茶臼岳(標高1915メートル)で、東京都福生市加美平1の会社員、高木光昭さん(53)が谷底で死亡しているのを、捜索していた登山仲間の3人が見つけた。登山中に滑落したとみられる。県警那須塩原署は6日に遺体を収容して詳しい死因などを調べる。
同署によると、高木さんは2日正午ごろ、家族に「(茶臼岳北西の)三斗小屋温泉に行く」と言って外出。同日午後2時ごろ、知人と携帯電話で話したのを最後に連絡が取れなくなり、登山仲間が行方を捜していた。
現場は避難小屋「峰の茶屋」(標高約1678メートル)の約200メートル手前。【松崎真理】
毎日新聞 2009年1月5日 20時09分