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2009-01-05 20:50:06
本当にあった「怖いマンガ家さん」
こんばんは、DENKOです。
新春からモヤモヤした話しをしてしまいご心配をおかけしました。
一体どんな理由で人から嫌われたり疎遠にされたりするか分かりませんよね。
こちらも色々体験してますので、疑心暗鬼にもなります。
マンガ業界や同人界って本当に伏魔殿のような、大奥まがいな「本当にあった怖い策略」みたいなものがあるんですよね〜〜
知らない内にそんな策にはめられたら本当にたまりません!!
これは本当にあった、衝撃の「怖いマンガ家さん」の話しです。
神鏡のお姉さん“A”が某出版社Hで少女漫画を描いていた時に、いきなり担当の男性編集さんが「もうこんなことはやめてください!
」とカンカンで訳の分からない事を伝えてきて、いくら「何の事か分かりません!きちんと教えて下さい
」と伝えても「いい加減にしてください!」の一点張りだったそうです。
その担当さんの話しからは“消印が○○区だというだけで、自分が誰か他の作家を落し入れるような卑劣な行為の犯人に間違われてるらしい”ということだけです。
私も相談を受けましたけど、どうアドバイスすることもできないし、担当から詳しい内容を教えてもらわないことには見当もつかないしで、困ってしまいました。
「気にしないのが一番」だと言うしかなかったんですが、気になることはありました。
だいたいおかしいのが「わざわざそんな非常識行為に、身バレしそうな自分の地域の消印で送るバカいるか?」なのです!
ヘタしたらその郵便物には他にも犯人が“A”であるかのように匂わせるようなことまで書いてあったのかもしれません。
「この区に住んでるH社マンガ家は私だけか!?」なんて、本人はズレたコメントしてて、つい笑ってしまいました。
結局、訳も分からず凄く不愉快な思いをしたまま過ごしていたのですが、しばらくしてから衝撃の事件(大げさ?
)が…!!!
ある日、当時は“A”のチーフアシだったニッシーが、Aのマンションで留守番中にブラインドの小さな隙間越しに不審な人影を発見しました。見ていると、その女はかなり隣接して建っている隣のマンションの通路から何かをこちらのベランダに向けて投げ込んでいたそうです。
4階(最上階でした)の角部屋なので、完全に間違いなくこの部屋を目がけて何かを投げてる様子なので、きちんと観察して確認してからサッシを明けてベランダに出たところ、その不審な女は驚いた感じでそそくさと逃げていったそうです。
ベランダには何か小さな石というか、砂利のような物が投げ入れられていました。
晴れた日中、ニッシーは相手には悟られない様に部屋の中からブラインド越しにじっくり観察していたので、擬装用に帽子をかぶっていた女もうかつに顔を見せていたそうです。
女の顔や容姿ははっきり覚えていたものの、思い当たる人はいないということで、その時は「気持ち悪いねー…」ですんでいたのですが!!!
何と、そのすぐ後でニッシーはその「砂撒き女」をイベント会場で見付けたのです!!!
当時Aとお付き合いのあった人気同人作家(現在はプロ)のサークル内に一緒にいた女が、忘れもしない「砂撒き女」だったそうです。
その同人作家さんはAがデビューして間もない頃にH社の大御所マンガ家さん(私も一時アシスタントとしてお世話になった事もある)のアシスタントで知り合った方で、その方はとても信用できる人物でだそうで。
その同人作家さんとAの共通の友人に、同期くらいのH社のマンガ家さんがいて、何とAは少し前に彼女から「(当時)同居中のH社新人作家が少し怖い」と相談を受けていたそうです。その同居していた新人作家の彼女が、その頃同人作家さんのサークルにいた(手伝いしてた?)そうです。
この件で、もう疑う余地もなく点と線が一気につながりました!
“A”は一体どれだけ恨まれていたのやら…
“少し怖い”その(当時)新人作家さんは、某超有名呪術師ネタで連載してた人なので、Aのマンションのベランダに「呪詛の砂撒き」という異常行動も彼女ならやりかねないと私もとても納得できました。
彼女は、Aの友人のマンガ家さんと同居しているのですから、話題の中でAの大体の住所を知っていても不思議ではないし、もし聞かれたとして住んでる区くらいなら常識的にも言っても問題はないと普通は思いますよね。
被害者Aは一体、どの作家を落し入れる策に利用されたのか、それとも自作自演で自分が「イジメられる新人作家」にでもなりたかったのか、単にAを落し入れるためだけに何か卑怯な手段に出たのか。
今となっては謎ですが、彼女の呪詛まがいの非常識行為は本当にビックリです!!!
何らかの悪意に満ちた郵便物を、わざわざAの住む区のポストからH社宛に投函したのは紛れもなく彼女本人か、彼女に頼まれた誰かだと私は確信しています。
編集担当もまさかそんなこととは思わず、まんまと騙されて全く無関係の被害者“A”に強く教育的指導をしたわけですね。
本当にいた怖い呪詛マンガ家!!!
怖過ぎます!!!
でも、こんな話しは案外たくさんあるのかもしれませんね!
例の「何らかの呪詛の砂利」は、すぐに掃き集めて、Aの知人の進言通りにきちんと処理しました。どうなりましたことやら。
人を呪わば穴二つ!ですよ〜〜!
くだらないことは考えないで、自分の仕事に邁進したいものです。
すべて嘘の無い、本当にあった話しです!
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