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プレスリリース

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報道関係各位

2008年10月1日

ジョンソン・エンド・ジョンソン 株式会社

メディカル カンパニー

「乳がん検診推進企業ネットワーク」発足から1年
推薦アクションプラン導入で検診率向上に効果

〜社内啓発活動の普及と日本の検診率アップを目指して〜

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカル カンパニー(本社:東京都千代田区、代表取締役プレジデント:デイビッド・W・パウエル)は、社内乳がん検診率向上を目指す異業種企業の集まり「乳がん検診推進企業ネットワーク(以下、乳検ネット)」に参画して1年が経過しました。ジョンソン・エンド・ジョンソングループでは、乳検ネットが提案する推薦アクションプランを積極的に導入しています。

2002年より40歳以上(2006年より35歳以上)の被保険者(女性正社員・契約社員)、および社員の配偶者を対象に、乳がん検診(マンモグラフィ検診、超音波検診、視触診)を全額企業健保負担で実施しています。2007年度の40歳以上の社員検診率は、2006年度より8.7ポイントアップし、60.4%になりました。

また、昨年に引き続き、2008年10月には乳がん検診への理解を深めることを目的とした「社内啓発セミナー」を、11月には「検診バス」を西神田本社ビル1階に設置し、検診率向上につなげる啓発活動に注力していきます。

以下は、10月1日に、乳検ネットが発表した活動紹介資料です。

「乳がん検診推進企業ネットワーク(乳検ネット)」は、社外への乳がん啓発活動以外に、「社内の乳がん検診率を上げること」が「日本の乳がん検診率引き上げ」に貢献できるのではないかと考え、異業種企業15社(現在は14社)で、昨年10月1日に発足しました。

乳検ネットの取組み

 3年後〔2010年〕に平均受診率を65%(ネットワーク参加グループとして)にすることを目標とし、各企業が社内受診率向上のため独自の年間アクションプランを作り実行に移しています。さらに、3ヶ月ごとに「乳検ネット定例会」を開催し、各社のアクションプランをシェアすることで、そこからコラボレーション企画を立案し実施に至るケースもあります。定例会には、この活動に関心を持つ企業・団体が多数、オブザーバー参加をしており、2008年11月には第5回目を迎えます。

1年間の成果(2007年10月〜2008年9月)

1.定例会参加者数の増加
 発足当初は20名程度だった定例会参加者が、第4回定例会時には60名にまで増えました。これは、本活動に関心を持った企業の担当者がオブザーバーとして参加するようになったことによるもので、企業の「乳がん検診」に対する意識が向上してきていると考えられます。

2.受診率の向上
 乳検ネット平均受診率は、昨年の44.5%※1から48.5%となり、4%アップしました。

2006年度:44.5%⇒2007年度:48.5%

※1:  昨年は43.6%(12社)と公表しましたが、今回の調査で数社から訂正が入り、今回44.5%に訂正をさせて頂きます。本数値は、11社の受診率を平均した数値です。但し、基準値については、各社ごとに条件は異なります。

3.受診率向上に効果のあった取り組み 〜企業アクションプラン〜
 各企業から回収したアンケート結果より、検診率が1年間で向上した企業は、以下のようなアクションを社内向けに行っていることがわかりました。

○従業員の検診の無料化/○検診バスの派遣/○ピンクリボングッズ販売/
○イベントの実施・トップ参加/○社外ピンクリボンキャンペーンにて意識向上/
○社員アンケート実施/○企業内保健室の看護師サポート/
○社内啓発セミナーの実施/○配偶者へ検診案内のDM送付

ロゴマーク

 乳検ネットの活動について認知を高めるとともに、他の企業にもこの活動が広がることを目指し、乳検ネットのロゴを作成いたしました。

このロゴマークは、ピンクリボンをモチーフに女性の胸を象徴するカーブを表現し、躍動的な動きで乳検ネットの活動がステップアップして向上するイメージが込められています。

今後の予定

■「マンモグラフィ検診イベント」 〜グループアクションプラン〜
 乳検ネット参画企業間のコラボレーション企画として、企業の派遣社員・アルバイトの方など、各企業健保で検診費用を負担できていない方を対象に、無料でマンモグラフィ検診の受診機会を提供するイベントを2008年10月2日(10時〜18時)に新宿高島屋タイムズスクエア内スペースにて開催いたします。
 雇用形態に関わらず、乳がん早期発見の重要性・検診の必要性を広く認識してもらいたいという想いから実施に至りました。本イベントでは、日本対がん協会が自己検診の指導を行うとともに、乳がん擬似乳房を展示したブースを設け、乳がんのしこりとはどのようなものか、実際に触って体感していただくことができます。

■ウェブサイトでの活動報告
 10月中旬から、asahi.comで、乳検ネットの活動報告を掲載していく予定です。
ピンクリボンフェスティバル公式サイト:http://www.asahi.com/pinkribbon2008/

【補足】

※乳がん検診推進企業ネットワークについて
 〔以下は2007年10月1日に発表した内容です〕

1.目標値:3年後に65%(3人に2人の割合)
目標値を設定するにあたっては、当時13社の検診受診率を平均した数値(43.6%※1)を基準値としました。

※1:  昨年は43.6%(12社)と公表しましたが、今回の調査で数社から訂正が入り、今回44.5%に訂正をさせて頂きます。本数値は、11社の受診率を平均した数値です。但し、基準値については、各社ごとに条件は異なります。

2.理想とする(効果があると思われる推薦)アクションプラン
(1) マネージメント層の活動参加  (2) 検診車派遣(会社前まで)
(3) 健康診断時にマンモグラフィ検診の実施  (4) 無料検診・社の一部負担
(5) 検診推進(ピンクリボン活動)担当者の任命
(6) 社内啓発セミナーの開催  (7) 社員へのメールによる情報発信
(8) 社内アンケートの実施  (9) 就業時間での検診時間の確保
(10)キャンペーンの実施 他

3.検討会出席企業14社:(2008年10月現在)
(株)イトーキ /エイボン・プロダクツ(株) /GE横河メディカルシステム(株) /
(株)シームス /ジョンソン・エンド・ジョンソン(株) /セコム損害保険(株) /
(株)高島屋 /東芝メディカルシステムズ(株) /(株)ニューバランス ジャパン /
富士フイルムメディカル(株) /桃谷順天館グループ /リコーリース(株) /
(株)ワコールホールディングス /朝日新聞社


本発表文に関するお問い合わせ先

ピンクリボンフェスティバル運営委員会事務局
(朝日新聞社 事業本部事業開発部 新規事業グループ内)
TEL:03-5540-7638 FAX:03-5540-7682
担当: 中西知子、鈴村綾子

ジョンソン・エンド・ジョンソンに関するお問い合わせ先

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
メディカル カンパニー
広報部 担当:鈴木
TEL:03-4411-7155/FAX:03-4411-7869


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