2008年2月29日(金)
SAMと自己と自己意識と中枢性の統合
SAMが自閉症のすべてだと分かったかな?
質問を受け付けます。
どんなに初歩的だと思っても、恥ずかしがらずに質問をどうぞ。
無ければ、来月は統合の話でもするか。
質問です。
自閉症はスペクトラムとされ、自閉症から定型発達までは連続体であり、グレイゾーンという区分けが曖昧な部分があるとされています。
私の理解では、自閉と定型はSAMのあるなしではっきりと区分けされるものなのですが、
あくまでもスペクトラムとすると、どう理解したらいいのでしょう?
疑似SAMの出来映えの差によって、スペクトラム的に見えているだけなのでしょうか?
それともSAMの機能不全のレベルによるものなのでしょうか?
つまり、完璧なSAM、ちょっと不完全なSAM、SAMが欠落している、というようなスペクトラムです。
この回答について何処か文中で答えていると思うが、改めて答える。
ローナ・ウイングは、自閉症はスペクトラム状に存在していると言っている。
つまり、SAMが欠落している自閉症を抽出すると、
知能が遅れたカナー型からアスペルガー症候群までありとあらゆるタイプの自閉症が存在していると明言しているのである。
自閉症と定形発達の間が連続体と考える人は、完全な誤解、過ち、×の答えなのである。
しかし、敢えて間違ったまま話をうやむやにしている人が多いことも事実である。
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