会社経営者と歯科医の結婚までの道

デンタルくんと一緒に、今年のＧＷはタイに旅行した

4泊5日で、最終日は早朝の帰国だった

前日2人で遅くまで起きていたため、寝ぼけながら・・

私はほぼすっぴん状態で、ホテルに迎えにきた旅行会社の方と空港へ向かった

空港には同じ飛行機に乗るのか、日本人だらけだった。

現地の空港スタッフのに誘導されながら、荷物チェック待ちのラインに並んでいたデンタルくんとももきゃん。

「She is very beautiful.」

デンタルくんに向かってその男性スタッフは、確かにそう言っていた

デンタルくんはとっても喜んで

「Thank you. She's my girl friend.」

つたない英語で、She's my girl friendなんて、余計なことまで答えていた

「ももきゃんのこと、可愛いだって」

「え、本当？」

私も、もちろんバッチリ聞いていたのにとりあえずクールに返答。

そんなこと言われる機会なんて全くないので、内心喜んでいた

その後に並んでいる女性にも、

「WowYou are very beautiful.」

その女性は、すごく照れながらこちら側へ誘導されていた。

「You are very beautiful.」

その次の、かなりぽっちゃり目の女性にも同じことを。

「You are very beautiful.」

またその次の、50代の女性にも同じことを。

デンタルくんと私はその光景をじっと見つめながら

「・・・・・。」

一人一人に同じことを言って喜ばせるのは良いけどさ・・

せめて聞こえないようにもっと小さい声で言うくらいの

気遣いをしてほしいよね、おじさん

デンタルくん、

「なんだ、皆に同じこと言ってるよ」

ちょっぴり残念そうに、そう私に言いました。