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韓国軍:新兵訓練をゲームで体験

「サイバー陸軍訓練所」を推進

 新兵の訓練過程をコンピューターゲームとして作り入隊を控えた青年に配布する、という案が進められている。

 陸軍情報作戦参謀部は4日、「民間のゲームプログラム開発企業と共に、“サイバー陸軍訓練所プログラム”を開発する計画だ。誰でも無料で使えるように、インターネットで公開する案も考慮中」と発表した。

 「サイバー陸軍訓練所プログラム」は、軍への入隊者が訓練所で受ける基本訓練をゲームとして作り、新兵の生活適応を助けることが目標だ。国防部が昨年下半期に着手した生活共感政策国民提案の中から採択されたアイデアだ。

 提案どおりなら、入隊者が自隊に配置される前に訓練所で受ける銃剣術などの制式訓練や、射撃、手りゅう弾投げ、各個戦闘、NBC(核・生物・化学)訓練などをコンピューターゲームとして作り、やってみることができるようにする。陸軍は、「精神教育や各種の軍隊生活関連規則も盛り込むことで、入隊前に自然とこれを熟知する効果も得られる」と説明した。

 米軍の場合、2002年7月に軍の訓練過程をゲームで体験してみる「America's Army」というプログラムを開発し、無料で配布したところ、新兵募集や軍の広報の面で少なからず成果が上がったことが分かっている。このゲームのユーザーは950万人と推定されている。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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