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不況で「祖先の土地探し」申請相次ぐ

 不況になり、隠れた財産を見つけてくれる「祖先の土地探し」サービスを申請する人々が増えている。国土海洋部によると、先祖が残した土地を見つけてくれる「祖先の土地探し」を昨年に実施した結果、2万2671人が申請し、1万162人が1億8077万平方メートル相当の土地を見つけることになったという。これは公示価格基準で1兆9693億ウォンに当たり、申請者も2007年に比べ14%以上増えた。

 「祖先の土地探し」とは、ずさんな管理や不意の事故などで相続が成されなかった土地に対する所有権を確認してくれる制度。同制度は1996年から始まったが、申請が本格化したのは2001年以降だ。

 祖先の土地探しサービスを受けるためには、身分証を持参して最寄りの市・郡・区庁の相談室に申請するだけでよく、手数料は発生しない。ただし財産に対する相続権がある者しか申請できない。

キム・ジン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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