2008-12-31 2008年 ブロガーマトリックス

いよいよ2008年も本日で終了です。
大晦日といえば、紅白歌合戦、年越し蕎麦、ゆく年くる年など恒例の行事が色々ありますが、
私自身は今年1年、色々なブロガーさんにお世話になったのでお礼を兼ねて(?)
:クリックして「オリジナルサイズを表示する」で拡大できます。
続いて 日本を代表する「書評ブロガー」の方々15名の紹介です。
一番下の方に、マトリックスのトリセツ、見方、作った動機なども書いてありますので
時間のない方はここでブックマークして後でゆっくりと見てください。
無事、年内に発表できました。関係者のみなさま、本当にどうもありがとうございます!
ブログタイトル | 404 Blog Not Found | ||||||||||||||||||
URL | http://blog.livedoor.jp/dankogai/ | ||||||||||||||||||
ひとことで言うと | 書評に限らず小飼弾氏がなんでも弾言するブログ | ||||||||||||||||||
評価(5つ星が最高点) |
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著者プロフィール | こがい だん: 1969年生まれ。アルファブロガー。元ライブドア取締役。書評ブロガーとしても絶大な影響力を発揮。物凄い速読術を身につけているらしい。著書「弾言」もベストセラーに。 |
ブログタイトル | マインドマップ的読書感想文 | ||||||||||||||||||
URL | http://smoothfoxxx.livedoor.biz/ | ||||||||||||||||||
ひとことで言うと | ビジネス書評御三家の一人は腰低キャラ | ||||||||||||||||||
評価(5つ星が最高点) |
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著者プロフィール | Smooth: 「ビジネス書のコンシェルジュ」兼「脱サラ税理士」。ビジネス書や新聞広告への掲載も多数。更新頻度が高く書評&著者交流記&売り上げランキングな内容も多彩。献本は「基本的に受け付けない」方針。 |
ブログタイトル | 俺と100冊の成功本 | ||||||||||||||||||
URL | http://blog.zikokeihatu.com/ | ||||||||||||||||||
ひとことで言うと | 書評ブログ界が誇る北の面白系横綱 | ||||||||||||||||||
評価(5つ星が最高点) |
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著者プロフィール | 聖幸: もともとは成功本を100冊読んで本当に成功できるかを検証するページだった模様。その過程で人気に火が着き、アルファブロガーに。「ツイてる」が口ぐせ。ビジネス書への掲載も多数。 |
ブログタイトル | 鹿田尚樹の「読むが価値!」「ビジネスブック・ミシュラン」 | ||||||||||||||||||
URL | http://www.yomugakachi.com/ | ||||||||||||||||||
ひとことで言うと | 次世代書評ブロガーのハブ的存在 | ||||||||||||||||||
評価(5つ星が最高点) |
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著者プロフィール | しかだ なおき: 1982年、神奈川県出身。元国会議員公設秘書。現在は「ビジネスブックエキスパート」として人気ビジネス書の著者や業界著名人とのコラボレーションセミナー『聞くが価値』を開催。 |
ブログタイトル | 読書I/O日記 | ||||||||||||||||||
URL | http://io-diary.com/mt/blog/ | ||||||||||||||||||
ひとことで言うと | 関西在住ITエンジニアによるフォーマット書評 | ||||||||||||||||||
評価(5つ星が最高点) |
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著者プロフィール | Mharu: 大阪府出身。年齢は20代半ば。キーワードは「早起き」「英語学習」「マインドマップ」など。Blogのフォーマットがしっかりしており、文字数を抑えて簡潔にまとめているのが特徴。 |
ブログタイトル | 一流の道 | ||||||||||||||||||
URL | http://ichiryuublog.blog110.fc2.com/ | ||||||||||||||||||
ひとことで言うと | 一龍さんの「一流」を目指す読書メモ | ||||||||||||||||||
評価(5つ星が最高点) |
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著者プロフィール | 一龍: 「読書と勉強、そして成功哲学の実践で一流を目指す!」(blogより)。気になった部分の抜粋が中心の「読書カード」と「書評」の回があり、「書評」の回は読み応えがあり、面白い。 |
ブログタイトル | joshiben(女子勉) | ||||||||||||||||||
URL | http://bloomingdesign.net/wordpress/ | ||||||||||||||||||
ひとことで言うと | 注目度急上昇中の女性4コマ書評ブログ! | ||||||||||||||||||
評価(5つ星が最高点) |
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著者プロフィール | joshibenもしくは「勉子」: 女性でなおかつ4コマ書評という独自性ですでにランキング上位に。女性目線のやさしい口調だがテーマ別に本をセレクトするなど見えない工夫も。本業はWEBデザイン。 |
ブログタイトル | 土井英司のビジネスブックマラソン | ||||||||||||||||||
URL | http://www.mag2.com/m/0000135008.html | ||||||||||||||||||
ひとことで言うと | 出版界のカリスマコンサルタント直営ML | ||||||||||||||||||
評価(5つ星が最高点) |
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著者プロフィール | 土井英司: 出版マーケティングコンサルタント / ビジネス書評家 有限会社エリエス・ブック・コンサルティング代表取締役 日刊書評メールマガジン「ビジネスブックマラソン」編集長 。 |
ブログタイトル | ホンネの資産運用セミナー | ||||||||||||||||||
URL | http://fund.jugem.jp/ | ||||||||||||||||||
ひとことで言うと | マネーの世界を本音で解説! | ||||||||||||||||||
評価(5つ星が最高点) |
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著者プロフィール | ゆうき: 「20代男性。2001年から株式投資を始め、現在の長期インデックス投資は2005年から。途上国の調査を行うシンクタンクに勤務。趣味は旅行やアウトドアスポーツ」(blogより) |
ブログタイトル | 精神科医が読み解く、ビジネス・投資・自己成長のヒント | ||||||||||||||||||
URL | http://bestbook.livedoor.biz/ | ||||||||||||||||||
ひとことで言うと | 精神科医によるクールな分析が楽しめる | ||||||||||||||||||
評価(5つ星が最高点) |
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著者プロフィール | bestbook: 「都内在住30代。10代より1日1冊のペースで本を読んでいます。ここ数年はビジネス書などを読み込んでいます。本の知恵によって、世の中が少しでもよくなればと思います](blogより) |
ブログタイトル | エンジニアがビジネス書を斬る! | ||||||||||||||||||
URL | http://www.mag2.com/m/0000132223.html | ||||||||||||||||||
ひとことで言うと | 多読で夢を叶えたまるるちゃんの人気書評ML | ||||||||||||||||||
評価(5つ星が最高点) |
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著者プロフィール | 丸山純孝(まるるちゃん): 東芝にて研究開発エンジニアを経て2006年独立。有限会社マグ広告ドットコム代表取締役を含め3社の経営にたずさわる(いつも目標達成している人の読書術)より |
ブログタイトル | ディスカヴァー社長室Blog | ||||||||||||||||||
URL | http://d21.boxerblog.com/discover/ | ||||||||||||||||||
ひとことで言うと | 前代未聞だがもう慣れた出版社社長室直営 | ||||||||||||||||||
評価(5つ星が最高点) |
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著者プロフィール | 干場弓子社長&社長室メンバー: 取次ぎを通さない自社配送など独自の経営及びベストセラーを連発する編集方針でも知られる「ディカヴァー21」の社長室直営ブログ。書評ブログのチェックも早い! |
ブログタイトル | シゴタノ! −仕事を楽しくする研究日誌 | ||||||||||||||||||
URL | http://cyblog.jp/modules/weblog/ | ||||||||||||||||||
ひとことで言うと | 大橋&佐々木コンビで運営する超人気ブログ! | ||||||||||||||||||
評価(5つ星が最高点) |
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著者プロフィール | シゴタノ: 大橋悦夫(ブロガー・著者)と佐々木正悟(心理学・脳科学ジャーナリスト)がそれぞれ「近況報告」という形で仕事に役に立つ記事を発表する。大橋氏は「HACKS」シリーズでも有名 |
ブログタイトル | なんでも経理的「効率化」読書と仕事術 | ||||||||||||||||||
URL | http://ameblo.jp/nandemojimu/ | ||||||||||||||||||
ひとことで言うと | 馬場じむこさんの書評と日常 | ||||||||||||||||||
評価(5つ星が最高点) |
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著者プロフィール | 馬場じむこ: 「中小企業で、経理・総務・人事を担当。趣味は、読書と演劇鑑賞。また、長男の影響をうけてすっかり鉄道好きに。好きな駅はJR鶴見線海芝浦。」(blogより) |
ブログタイトル | 書評の塊 | ||||||||||||||||||
URL | http://pub.ne.jp/sundoba/ | ||||||||||||||||||
ひとことで言うと | 話題の書評ブログがチェックできます! | ||||||||||||||||||
評価(5つ星が最高点) |
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著者プロフィール | sundoba: |
ブログタイトル | そろそろ本気になって勉強してみようか。 | ||||||||||||||||||
URL | http://joy-bells.seesaa.net/ | ||||||||||||||||||
ひとことで言うと | 本気で勉強している人のブログ | ||||||||||||||||||
評価(5つ星が最高点) |
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著者プロフィール | JOY: 生息地。東京都内(ブログより)。書評だけでなく、オーディオブックやセミナー・講演会の報告も頻繁にアップされる。かなり勉強熱心な方だと推測される。 |
■ブロガーマトリックスのトリセツ ・出版社の方へ 新刊の献本先を検討する際によ〜く見て作戦を練ってください。 ・ 一般の方へ 売れ筋のビジネス書をチェックしたり読んだふりをするのに便利です |
■マトリックスの見方 簡単に縦軸の上方になるにつれ、「影響力がある」「商用目的である」「アフィリエイト」という傾向があります。 横軸はコンテンツが「エンタテイメント系」か「データ重視」かということです。 ビジネス書ブロガーといいつつ、MLや「ビジネス書ブログ」ではないアルファブロガーさんなども含まれてますが、掲載基準には、「水野俊哉」の本を紹介したことがあるというバイアスがかかっています。 また、この縦軸と横軸の設定の仕方によりマッピングも相当変わります。 |
■動機 本が売れたのが「書評ブログ」の効果なのか、「売れたから書評された」のかはわかりませんが、ひとまず、ここが「書評ブログ」に興味を持ったきっかけでした。 続く「成功本51冊もっと「勝ち抜け」案内」も100回以上書評され、第三弾「お金持ちになるマネー本厳選50冊」(講談社)も含めると軽く350回以上もWEB上で書評されているわけで、こうした経験をお持ちの方は、そんなにはいないと思っています。 つまり、軽く「書評され王」なのです。また、書評していただいたBlogやMlはほぼ目を通しており、その過程で「アルファブロガー」という単語すら知らなかった私も書評ブログを一通りマッピングできる程度には詳しくなっていきました。 これまでの著作では必ず「マトリックス」を掲載してきましたが、今回の「マトリックス」はwebでの初公開です。 私もまさかWEB用に「マトリックス」を作成するとは思ってもいなかったのですが、11月に「鹿田尚樹」君主宰のパーティーに参加した時に、マトリックスでいうと真ん中くらいにいる書評ブロガーさん達(私の中では書評ブロガー第二世代と勝手に名づけられています)の盛り上がりを肌で感じ、「やってやるか」とやる気に火がついたわけです。 |
■書評Bloggerと読者の線引き 例えば、出版社からすると、ブロガ―さんに献本する出版社としない出版社がありますし、ブロガーさんでも「趣味でやっている」という人と「商業的なスタンス」な方と、その辺、あまり意識していない人とがいるでしょう。 もうちょっとわかりやすくいうと、出版社からするとブロガーがただの読者だったとすると、献本はお客さんにただで本をあげる行為となり、自らのビジネスモデルを一瞬、破壊しているようにも見えます。 私自身でも本を出して、書評やメールをいただき、それが「読者」としてのものか、「なんらかの媒体」からいただいたものなのか、よくわからなくなるときがありました。 |
■書評ブロガーの影響力とは? これが多いか少ないかは判断が分かれるかもしれませんが、実はこうしたBlogで書評が掲載されることで発生する波及的効果を広告媒体とみなして換算すると、とんでもないことになるのです。 これを数値として測定するにはRSSの登録数や書店での販売データとのつきあわせも必要でしょうが、面倒なので私の体感でいうと某新聞の広告に載ったくらいの影響はある気がします。 どうでしょう。こうなってくると、もはや「ただの読者」ではないですね(笑)。 というわけで、このマトリックスは出版社の編集部の方もぜひ! ご参考にしてください。 |
■ まとめ しかし、文章の才能は顔を見ただけではわかりませんから、一般人がネットで情報を発信できるようになってからはプロとアマとの境目がどんどんなくなっているのでしょう。 私が、日々、意見交換をしている作家の清涼院流水氏からも、今回のブロガーマトリックスへあてて「プロの作家より才能のあるアマもたくさんいるでしょうし、極端な話、日本人全員がライバルみたいなものです」というお言葉をいただいています。 つまり、私自身も書評をまとめて本にしたりしていますが、土俵こそ違えど、みなさんはライバルであるとも言えるし、媒体の壁を越えて情報を補完しあう関係が出来ればベストだと思っています。 これを機会に「書評ブロガーシーン」がより一層盛り上がっていただければ、書籍の締め切りを後回しにしてまで制作した苦労が浮かばれるというものです。 また、最後にこの企画に賛同してBlogで発表していただいた書評ブロガーの方達にお礼を申し上げたいと思います。 2009年も頑張っていきましょう! 水野俊哉 |
ブロガーマトリックスへの掲載ありがとうございます!
すごいメンバーに囲まれて、恐縮です^^;
さすがといいますか、すばらしいマトリックスですね。
一目でどういったブログなのかがすぐわかります。
今まで知らなかったブログもあったので、早速チェックしてみます。
>本が売れたのが「書評ブログ」の効果なのか、「売れたから書評された」のか
良い本は売れる前からアルファブロガーの方たちに紹介されるので、
火つけ役はブログだったのかもしれませんね。
それがきっかけに売上が伸び、店頭に並び、リアル書店で買った人も書評するといった良い流れができたのでしょうか。あくまで予想ですが^^;
>書評ブロガーは読者なのか、それとも別の存在なのか
書評ブロガーが増えてきたとはいえ、まだまだ読んだ本の内容をアウトプットする人は少ないと思います。
そういった意味で、書評ブロガーは単なる読者ではないと思います。(アルファリーダー(読者)?)
割合的には趣味でやっている人が多いと思いますが、影響力もある人もいるのでそういった人達に献本する事もあながち無意味ではないかもしれませんね。
>土俵こそ違えど、みなさんはライバルであるとも言えるし、媒体の壁を越えて情報を補完しあう関係が出来ればベストだと思っています
水野さんの書評は本当に参考になります。
これからも良い関係を継続していければと思います。
書評ブロガー第二世代として来年も頑張っていきますので、よろしくお願いします!
今年最後の日に大きなプレゼントをいただいたような、本当にうれしいです。
自分の勉強と趣味のためにやっているブログに、日本一の成功本書評家にこのようなお褒めの言葉をいただくなんて・・・感激。
来年もますます水野さんにとって飛躍の年になりますように。
よいお年を。
Mhaluさん
>本が売れたのが「書評ブログ」の効果なのか、「売れたから書評された」→「書評されたから売れた」説を検証するには、私がもう何度かベストセラーを出す必要があります(あつかましい話しですが・笑)。なぜなら成功本50冊に関していうと、広告もブログも出る前に3日で増刷して広告が出てAERAで書評が載り、ブログで取り上げてもらった途端、再度大増刷となったので、「追試」が必要なのです。ただ、上でも書いたように私自身の実感では「某新聞広告」と匹敵する効果を感じました。
・まだまだ献本も一般的してませんが2009年はマトリックスを見て絹本が増えるといいなと思っています。まぁ、すでに献本の嵐になっている人もいるでしょうが(笑)。
一龍さん
・今年は個人的にもいい年にしたい思いが強いので、これからノートに目標を書きます(笑)。一龍さんも頑張ってください。
http://jikokei.net/article/111918059.html#more
の最後の方で昨年の流れというか、起こったことを見ると感動します。
今年もよろしくお願いします。