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最終更新:2009年1月3日(土) 0時9分

厚労省、「派遣村」の宿泊に講堂開放

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 仕事や住まいを失った派遣労働者への支援を行う東京・日比谷公園の「年越し派遣村」に大勢の人が集まり、テントに泊まれなくなる人が出ていることから、厚労省は省内の講堂を宿泊場所として開放する異例の措置を取りました。

 東京・日比谷公園に開設された「年越し派遣村」では、大晦日から支援団体などが仕事や住まいを失った派遣労働者などへ食事や寝る場所を提供してきましたが、300人を超える人たちが集まり、全員は泊まれない状態になっていました。

 このため、「派遣村」側から支援の要請を受けた厚労省は、5日の朝まで省内の講堂を臨時の宿泊所として提供することを決め、講堂を開放しました。

 「テントの中は、けっこうすきま風が入ってきたりとかで、暖房がないから。やっぱり毛布1枚だと寒いのでかなり助かりますね」(派遣村に来ていた人)

 講堂には、およそ300人が寝泊りできるということです。また、東京・中央区も廃校となった小学校の講堂を開放することを決めています。(02日23:24)



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