大みそかの31日、仕事を失った派遣労働者らに食事などを提供する「年越し派遣村」が、東京・日比谷に設置されました。およそ100人が、新年を迎えるということです。
東京の日比谷公園に臨時開設された、「年越し派遣村」。仕事や住まいを失った派遣労働者のために支援団体などが企画したもので、初日の31日はおよそ130人が訪れました。
ここでは弁護士などが仕事と住まいの相談などに応じるほか、寝泊まりする場所や、炊き出しでの1日3回の食事も提供され、夜には年越しそばも振る舞われました。
この派遣村はハローワークなどの行政の窓口が再開する年明けの5日朝まで開かれていて、31日はおよそ100人がここで年を越すということです。(31日21:37)