2009年 1月 4日
ホテルグランヴィア岡山で集団食中毒
岡山市のホテルグランヴィア岡山の飲食店で食事をした38人が下痢や嘔吐などの食中毒症状を訴えている事がわかりました。保健所はこの飲食店を4日から4日間の営業停止処分としました。岡山市保健所によりますと、食中毒があったのは、ホテルグランヴィア岡山の19階にある飲食店アプローズです。結婚式の二次会で先月28日に食事をした3歳から67歳の38人が下痢や嘔吐などの食中毒症状を訴えたと言う事です。入院患者はおらず全員快方に向かっています。病原菌などは今のところわかっていませんが、患者は全員、この飲食店が調理したパーティー料理を食べていて、保健所ではこの料理を原因とする食中毒事件と断定しました。岡山市保健所は、ホテルグランヴィア岡山の飲食店・アプローズを4日から4日間の営業停止処分としました。

Uターンラッシュ続く
お正月をふるさとや行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュが続いています。JR岡山駅でも大きな荷物を持った家族づれや見送りに来た人たちで混雑しています。JRによりますと在来線は四国から岡山へ向かう瀬戸大橋線の特急の乗車率が最高で250%となったほか、山陰から岡山へ向かう伯備線の特急の乗車率も最高で210%と混雑しました。一方、新幹線上りの乗車率は午後3時24分岡山発ののぞみ90号が200%となったほか、190%から30%となっています。

岡山県で交通死亡事故相次ぐ
3日夕方から4日未明にかけて岡山県内で2件の交通死亡事故が相次ぎました。3日、午後5時半ごろ高梁市下町の交差点で、横断歩道を渡っていた高梁市有漢町の無職鈴森岩男さん73歳が横から来た真庭市の27歳の女性が運転する軽乗用車にはねられました。鈴森さんは頭などを強く打ち、まもなく死亡しました。県内では今年に入って初めての交通死亡事故です。また、4日、午前2時半ごろには浅口市金光町の国道2号線でセンターラインをはみ出した軽乗用車が大型トラックと正面衝突し、軽乗用車を運転していた浅口市鴨方町の田中瑠依さん20歳が死亡しました。警察で事故の原因を調べています。

高松市で彫刻家・流政之さんの個展
高松市を拠点に世界で活躍する彫刻家流政之さんの個展が、高松市美術館で始まりました。流さんは、長崎県生まれの85歳。戦後アメリカに渡るなどし、独学で彫刻を学びました。今回は、テロの被害にあったニューヨークの世界貿易センタービル前に展示されていたシリーズ「雲の砦」など、流さんの代表作や最新作約100点が展示されています。流さんの初期の作品、「飛」は第2次世界大戦で亡くなったパイロット達への鎮魂の思いが込められています。また、代表作「サキモリ」は、30年以上前に完成したもので、人体を空洞にした斬新なデザインが、世界の注目を浴びました。「流政之展」は、来月8日まで、高松市美術館で開かれています。