岡山放送局

2009年1月4日 19時20分更新

ホテルのレストランで食中毒

岡山市のホテルのレストランで料理を食べた男女38人が相次いで下痢やおう吐などの症状を訴え、岡山市保健所では料理が原因の食中毒と断定し、このレストランを4日間の営業停止処分としました。営業停止処分を受けたのは岡山市駅元町にあるホテルグランヴィア岡山のレストラン、「アプローズ」です。
岡山市によりますと、今月2日、ホテル側から「12月28日にレストランで料理を食べた人に食中毒の症状が出ている」との連絡が市の保健所にありました。
保健所が調べたところ、このレストランでパーティー料理を食べた56人のグループのうち、38人が下痢やおう吐などの症状を訴えていたことが分かりました。
症状を訴えたのは3歳から67歳までの男女で、入院した人はおらず全員、快方に向かっているということです。
岡山市保健所では、患者全員が同じ料理を食べていることから、店の料理が原因の食中毒と断定し、このレストランを今月4日から4日間の営業停止処分にするとともに原因を詳しく調べています。

ホテルグランヴィア岡山では、「食中毒を出してしまい、患者および関係者の方々に心からおわび申し上げます。今後は基本に立ち帰り、さらに食の安全に万全を期していきたい」と話しています。