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2009/01/05 08:54 KST
外貨準備高2012億ドル、9カ月ぶり増加に転じる


【ソウル5日聯合】韓国銀行が5日に明らかにしたところによると、昨年12月末現在の外貨準備高は2012億2000万ドルで、前月末に比べ7億2000万ドル増加した。外貨準備高が増加したのは、昨年3月以来、9カ月ぶり。

 外貨準備高は、昨年4月に37億6000万ドル減少して以来、5月はマイナス22億8000万ドル、6月はマイナス1億ドル、7月はマイナス105億8000万ドル、8月はマイナス43億2000万ドル、9月はマイナス35億3000万ドルと、減少を続けてきた。昨年10月には過去最大の274億2000万ドルの急減を記録し、11月にも117億4000万ドルが減った。

 韓国銀行は外貨準備高の増加について、保有する外貨の運営収益が発生したことと、ユーロなどその他通貨がドルに対して強く、これら通貨建て資産のドル換算額が大きく増加したためと説明している。また、米国との通貨スワップ協定の資金を活用したのも外貨準備高の減少を抑制する要因になった。

 昨年11月末基準の韓国の外貨準備高は、中国(1兆9056億ドル・9月末基準)、日本(1兆29億ドル)、ロシア(4557億ドル)、台湾(2807億ドル)、インド(2477億ドル)に続き、世界6位。

 保有外貨の内訳は、有価証券が1803億8000万ドル(89.6%)、預金201億ドル(10.0%)など。