曹渓(チョゲ)宗など仏教界の27の宗教団体が主催する「憲法を守護し宗教を差別する李明博(イ・ミョンバク)政権糾弾のための全国仏教徒大会」が27日午後、ソウル広場で開催された。この日の大会には僧侶や信徒ら6万人余り(警察推定、主催側推定20万人)が参加した。
大会奉行委員長のウォンハク僧侶(曹渓宗総務部長)は行事で「韓国仏教はこの地に伝えられて1700年経つが、現在が最も惨めな状況。仏教が‘キリスト教共和国’を夢見る一部の非常識な狂信者によって路上に追いやられている」と主張した。また「前例のない騒々しい大法会を開くのは葛藤と分裂を終わらせるため」とし「宗教間の平和を守るのはすべての国民の幸福を守る道だ」と話した。
仏教界は大会決議文で「公職者が宗教を差別する事態と李明博大統領のほう助は、憲法を傷つけ、国民の和合を阻害する深刻な局面に達している」と診断した。大統領の謝罪、再発防止の約束、魚清秀(オ・チョンス)警察庁長官の罷免など関係者の問責、宗教差別を根絶する法律立法、時局関連者に対する‘国民大和合措置’などを要求した。
大会参加者は午後4時ごろ、ソウル市庁前広場を出発し、太平路(テピョンノ)-世宗路(セジョンノ)-鐘閣(チョンガク)-曹渓寺(チョゲサ)を行進した。参加者は午後6時ごろに解散した。