厚労省講堂の開放期限を翌日に控え、今後の対応のため一堂に集まった元派遣労働者ら=4日午後、東京都千代田区の日比谷公園、遠藤真梨撮影
昼食の配給開始30分前には、炊き出しを待つ人の長蛇の列が=4日午前、東京都千代田区の日比谷公園、遠藤真梨撮影
厚労省の講堂では、朝礼中にタオルで体をふきながら身支度する男性の姿も=4日午前、東京都・霞が関、遠藤真梨撮影
5日は通常国会が開会するため、入村者らは国会へのデモ行進や、議員会館内での集会で、与野党に派遣切りの実情を訴えて対策を講じるよう求める予定だ。
派遣村の入村者のうち170人超が生活保護の申請を希望しており、5日から手続きに入る。
このため、東京都千代田区は5日朝から、同区役所1階の区民ホールに臨時窓口を設け、職員OBも動員して生活保護の申請に訪れる人の相談に応じる。正式決定するまでには2週間程度かかる見込みだという。