愛知の男女、遺体で発見 北アルプス、元日に遭難か4日午前9時40分ごろ、長野県白馬村の北アルプス・八方尾根で、登山中の人が女性の遺体を発見、110番した。県警はヘリコプターで女性の遺体を収容した後に近くを捜索し、同日午後、男性の遺体も見つけた。 調べでは、2人は愛知県阿久比町、町会議員枡内美渡子さん(50)=共産=と名古屋市昭和区、日本共産党知多地区委員長高田信秀さん(57)。いずれも凍死だった。 同地区委員会や県警によると、2人は登山仲間で婚約していた。県警は2人のカメラの記録などから、1日午前に八方尾根から唐松岳に向けて登山中、遭難したとみている。 大町署によると、枡内さんは白馬八方尾根スキー場西側にある八方池近くの標高約2080メートルの登山道脇で見つかった。下半身が雪に埋まった状態だった。高田さんはさらに約100メートル下った場所で発見された。1日は朝から吹雪だったという。 共産党知多地区委員会によると、高田さんは登山歴約20年のベテランで、山に関するホームページも持っていた。同僚の森山守さん(46)は「2人の将来を考えると言葉もない」と話した。
【共同通信】
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