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2009/01/04 09:57 KST
李大統領と潘国連事務総長「韓国の立場高まった」


【ソウル4日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領は3日、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長との国際電話で、気候変動や金融危機など国際的懸案を解決するための協力案について意見を交わした。通話は潘事務総長の要請で約10分間行われた。

 青瓦台(大統領府)の李東官(イ・ドングァン)報道官によると、李大統領はまず新年のあいさつを伝えてから、「潘事務総長が気候変動や食糧危機などの国際的な懸案にリーダーシップを発揮し、国連はもちろん韓国の立場を大いに引き上げた」とねぎらった。潘事務総長も新年のあいさつを兼ね李大統領の近況を尋ねた後、世界的な金融危機の中で李大統領が国際的なリーダーシップを発揮し、韓国が主要20カ国・地域(G20)緊急首脳会合(金融サミット)議長国に選ばれるなど韓国の立場が高まったとし、韓国が再び飛躍する機会になることを期待すると応じた。

 続いて李大統領は、韓国が政府開発援助(ODA)拡大や国連平和維持活動(PKO)参加強化などを通じ国際貢献を拡大する方針を明らかにし、こうした貢献は当然すべき義務だという点を国民にも知らせるとした。また潘事務総長に対し、国連レベルで南北関係の改善に関心と努力を傾けることを求めると、潘事務総長は関係改善に役立つよう努力するという立場を示した。