インドネシア地震　４人死亡、５９人負傷、建物８３０戸以上が被害

　インドネシアのスラウェシ島北部、ミナハサ半島沖で１７日午前１時（日本時間同２時）ごろに発生したマグニチュード（Ｍ）７・５の地震で、当局によると、同島ゴロンタロ州で住民４人が死亡、５９人が負傷した。学校校舎や民家など、８３０以上の建物に崩壊や破損などの被害が出た。

　震源地はゴロンタロの北西１３５キロ、震源の深さは２６キロ。インドネシアは環太平洋の火山帯の一部で、地震の多発地帯。２００６年５月のジャワ島中部地震では約５７００人が死亡。０７年３月にもスマトラ島パダン周辺の地震で７０人以上が死亡した。（共同）