大きな荷物を持って電車に乗り込む人たち=3日午後、JR大分駅
 年末年始を古里で過ごした人のUターンラッシュが三日、ピークを迎え、県内の各交通機関は大きなバッグを手にした人たちで込み合った。混雑は四日まで続きそう。
 JRは大分駅を午後零時十四分発の博多行き「ソニック28号」が乗車率80%になったほか、空の便は大分と東京、大阪、名古屋を結ぶ各便とも四日まで満席。大分や別府から関西地方へと向かうフェリーも四日まで満席となっている。
 大分市のJR大分駅は、帰省客や見送りの人で混雑しており、出発前には窓越しに手を振り、別れを惜しむ人の姿もあった。
 福岡市内から大分市内の母親の実家に帰省した中山あずささん(12)は「トキハわさだタウンに遊びにつれていってもらった」と笑顔。北九州市に戻る孫を見送りに来ていた大分市の自営業、河野吉秋さん(60)、明子さん(60)夫婦は「また夏休みに会えるのを楽しみにしておきます」と話した。
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