『お金は銀行に預けるな』
『効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法』
などの著者、勝間和代さんの処女出版本のリメイク版。
今や雑誌で目にしないほうがおかしい勝間さんの処女作が
2006年に出ていたことに驚きました。
わずか2年でこの破竹の快進撃なのね。すごいわ。
内容としては軽めのエッセイというかんじですが、
なるほどねーと思うことも。
女がインディペンデントな生き方をするために、
1.年収600万以上
2.自慢できる恋人/夫がいること
3.年をとればとるほど素敵になること
をあげています。
インディペンデント(独立した)な生き方ができるインディに比べて、
ウェンディ(ピーター・パンの大人になりたくない少女)として、
1.年収300〜400万で、あがる見込みがない
2.彼氏/夫がいない。いても相手の愚痴ばかり
3.美容にとても気を使っており、年をとることが怖い
を比較対照にあげています。
ウェンディは依存的な女性の象徴ですが、
今の男社会が求めるロールモデルとしてもまだ需要があります。
なるほどなーと思ったのは、年収600万の金額。
これは、女が一人独立して生きていけるのに必要な額なのだそうです。
勝間さん自身は年収8000万の人ですから、
なんで600万?って思ってたんですけど、
600万というのは女性の上位10%で、
女の余暇仕事として馬鹿にされない金額であり、
それさえあればたとえ離婚して養育費がもらえなくても
母子でやっていける金額なんだそうです。
経済的自由を手にするための最低金額ってことでしょうかね。
で、そういう女性になるための心のもちようとか、
どんな仕事の工夫をすればいいのかとか、
そういうことを書いてます。
またこの人は大変な勉強家でもあるんでしょうね、
どの著書でも学び続けることの大切さを説いています(涙)
なんかの著書でも年収の10%は
自己学習にまわせと書いてありましたが
ここでも、毎日1時間、休日に2時間の
学習時間をとるように言ってます。
年に470時間を年収アップに結びつくような勉強にまわせば
年収がアップしないはずない、ということですわ。
まっさきにおススメしているのが英語。
英語ができる人は、出来ない人の1.5倍の年収があるそうです。
私も昔、そういう調査結果を見たことがあるのでそうなんでしょうね。
TOEIC730〜860点かぁ・・・。うーむ。
* * *
私は独身時代、フリーランスで800万くらいの収入がありましたが、
思い返すと、鬱の薬も飲んでたし睡眠薬も飲んでたし
あんまり幸せじゃなかったかもしれません。
まぁ薬飲んでたのは仕事が原因じゃなかったけど、
それでも仕事に行かなきゃならなかったのできつかったー。
朝起きれないので毎日タクシー乗ってたし、
月に10万は交通費に使っていたので実に無駄でした。
800万から120万抜いたらホントろくでもないわ。
今思うのは、子供が出来たら前みたいには働けないし、
働く気もない、っつうことです。
今、気になってる言葉は「スロウワーク」。
tocotocoって雑誌で見かけたんですが、
なんかいいなぁと思います。
週3日、4時間くらいで、600万にならないかな(笑)
5時間の実働で20万稼いでいた私なのだからできないはずがない。
←強気
まずは転職を考えようと思います・・・
妊娠出産を機にリセットしてやり直す人も多いそうなので。
まずは、12月まで暇なので、ゆっくり考えよう。