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【麻生首相の年頭会見】(下)「反党行為は想定していない」(4日午前) (1/2ページ)
4日午前の年頭会見で麻生太郎首相は、ソマリア沖の海賊対策に関連して、「われわれとしては自衛官、海上自衛官を派遣をして、その派遣したものが、派遣はしたけど効果が全く上がらなかった。派遣された隊員が非常に危険なことになったというようなことになったのでは意味がない」と述べた。
会見の詳細は以下の通り。
【パレスチナ情勢】
−−イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区に地上部隊を侵攻させたが、どう考えているか。政府としてどんなメッセージを出すか。また、今年1年、外交について首相はどのようなことを重点的に考えるか。特にオバマ政権が1月20日に発足し、米国はアフガニスタンの方にイラクからシフトしていると言われるが、さらなる日本の貢献を求めることも予想される。その点はどう対処するか
「まず最初にイスラエル軍のパレスチナ・ガザ地区への侵攻の前に、昨年末にオルメルト(イスラエル首相)、今年、昨日かおととい、アッバス(パレスチナ自治区議長)、それぞれ電話で会談をいたしております。それぞれ自制を求める旨をお話ししましたし、人道支援を日本としてはやることにしておりますけど。それらの医療物資などなどを搬入するにあたっては、これはイスラエル軍に阻止されるということがないようになど、いろいろ話をしておりますけど」
「この問題は、なかなか簡単な停戦というようなことに至らないだろうというのは、私も世界中の識者とほぼ同じ意見を持っております。長い話で、もともとロケットを打ち込まれた話からスタートしておりますので、それに対する報復ということになりますので、そういった意味では事のスタートから、なかなか話はまとまりにくいであろうと思っております。地上軍というのが導入されていますけど、これが話をさらに悪化させていくということを大いに懸念しているところです」
「オバマ(次期)大統領との話がありましたけど、これは1月の20日に発足をされますので、その後にどういった時期に、という話はその後に調整をしていくことになろうと思っております」
「世界との中の外交において今年間違いなく一番に優先順位が高いのは、やっぱり金融、国際金融。これは明らかに金融収縮を起こしているわけですから。国際金融。それに対して日本はこれに責任を持つIMF(国際通貨基金)に対して10兆円融資。こういったことをしている国は日本しかありませんから。基本的にこういった大きな額をきちんとしている。そういったものを早めに去年出しておりますので、こういったことにきちんとした対応というものを世界の大国として責任を持っていかねばならんということだと思っております」
「新しい国際金融秩序というのを作らないと、なんとなくすべて市場経済原理主義みたいな話が一時ずっと言ってましたけど。それの欠陥が出たことは明らかだと思いますので、そういった意味で、こういったものに対してきちんとした国際的な監視が必要ということに関しては、昨年のワシントンDCでも話を提案し、日本の案がそのまま採用になっていますので、そういうものを含めてわれわれとしては、きちんとした対応がその後なされているのか。そういったことはきちんと世界中でチェックし合わないといけない事態だと思いますので、われわれとしては大事なところは今言ったようなことだと思っております」
「アフガニスタンにつきましては、これはテロとの戦いをやっとるわけなんであって、アフガニスタンと戦っているわけではありません。従って、テロをいかに未然に防止するかというのはこれは最善の努力をすべきなんであって、日本が貢献できるところに関しては当然のこととして、そのテロ防止のために国際的な協力をし続ける必要があるという立場は変わりません」