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November−December 2008


2009/01/01
 今回は、お年玉というにはおこがましいのですが、年始の挨拶の意味も含めて「The Another Room」を一時期開放します。downloadは制限しておりますが、お楽しみ頂ければ幸いです。今後ともよろしくお願い致します。


はじめの一歩  [森川ジョージ]
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 昔のボクシングマンガと言えば「あしたのジョー」いまならこの「はじめの一歩」だろう。私はスポーツマンガは好きな方だが、どちらかというと野に埋もれた天才肌の主人公が頂点に駆け上がる感じのマンガが好きである。
 このマンガは多少の才能はあるもののいじめられっこが努力して強くなっていくという内容のマンガである。その代わりライバルは天才肌を持ってきている。ちなみい私の予測では、鷹村が最終的には一歩のトレーナーになり、もちろん世界戦は宮田で最終話だと思っているが、まだまだ先の話。さてはて現在85巻、100巻越えは間違いない。今後も楽しみなマンガです。
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コータローまかりとおる!  [蛭田達也]
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 これこそ私が好きな天才肌が何をやってもうまくいくマンガです。このシリーズは現在3作目をやっているが、どうも最近はお休みのようです。蛭田さんは正直休載が多い週刊誌の中では、確かこの1作目では休載がなかったと記憶している。十分休養されて、是非再開をお願いしたい。
 「柔道変」「L」もいいが、私はこの作品の多岐に渡る舞台で常に光るコータローの戦う姿が一番好きである。
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拳児  [松田 隆智×藤原 芳秀]
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 このマンガは本格的拳法マンガであり、現実味があるマンガである。それもそのはず作者の松田隆智氏は中国武術の研究としては有名な方でマンガの中で主人公が使う武術「八極拳」の本も出している。

 このマンガは主人公の拳児が幼い頃祖父から八極拳を習うが、その後祖父が中国で行方不明になってしまう。その祖父を探すために様々な場所や師から八極拳やその他の中国武術を習い、拳児が成長していく姿を描いている。私も少林寺拳法とボクシングをやったことがあるが、やはり一番すきなのは中国武術である。他の格闘技と違い、中国武術は色々な技を覚え、最終的に一番シンプルな技を極めることを目的としている。「絶対なる一」武術のみならず、色々な分野に通じる心構えだと思う。
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修羅の門  [川原正敏]

 地上最強。よく使われる言葉である。そして、このマンガの主人公は地上最強を目指している。陸奥圓明流という人殺しの古流武術を一子相伝で伝承している主人公が、自分の代で陸奥圓明流を終わりにするため、祖先の目的だった辿り着きたい目標である地上最強を証明しようと世界を舞台に闘う物語である。読者が男である限り一度は夢見た目標がそこにはある。
 筆者も少林寺拳法の練習中にこの物語で使われる技を試したり、部内で本当に強い格闘技ってなんなの? と真剣に考えた時期もあるが、曙のK1参戦で思ったことはやはり誰が強いのか? ってことなのであろうか。
 今後の格闘界、夢をみさせてくれるカリスマの登場を期待する。
 
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白い戦士ヤマト  [高橋よしひろ]
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 恐らく私が知っている限り唯一の闘犬マンガである。
 土佐犬がほとんどの闘犬会において、白い和犬が子供の頃から横綱になる
までを描いた作品である。他の高橋先生の作品とは異なり、犬はしゃべらない
のだが、飼い主の会話やナレーションで犬の気持ちが手に取るように分かる。
 主人公の動物がしゃべるマンガはいくらでもあるが、犬という主役に見事に
スポットライトをあてながらも、現実味あふれる素晴らしい作品である。

 子供の頃から読んでいたマンガだが、四国で本物の闘犬を見たのは
会社に入ってからだった。このマンガを読んでいた皆さん本当に闘犬は
大きかったです。
 
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銀牙外伝−甲冑の戦士−雅武  [高橋よしひろ]
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 銀牙外伝とはなっているが、全くつながりはないと私は思う。
 この作品は忍犬である犬がしゃべり超能力を使い戦乱の世の中にて
主人を助け、仇敵である忍びの一族と戦う物語である。織田信長の成功の
影には忍犬の働きがあったという歴史にも絡めた作品だが、何より高橋先生
の幅が広いという作品の一つだと思う。
 
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銀牙伝説 リキ  [高橋よしひろ]
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 これこそ銀牙外伝であろう。
 銀牙の父リキの小さい頃からの話がつづられている。熊犬リキ、銀牙に登場
する赤カブトとの因縁を本編とは別に広げた銀牙好きなら読む価値はある作品
である。
 
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ダイヤのA  [寺嶋 裕二]
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 最近私が読んだ野球マンガとしては面白かったです。
 といっても、野球マンガ自体が少なくなって来ており珍しくなったと
言ってもいいと思う。
 野球マンガの主人公と言えば、球が速い剛球投手、速球投手が主だが、
この主人公は軟投派であり、ちょっと抜けているコメディタッチの野球マンガ
だが、しっかり試合を読ませてくれるマンガである。

 
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風光る  [七三 太朗×川 三番地]

 ものまね好きの落ちこぼれ野球少年が、新しい監督に才能を見出され、
成長していく姿を書いたいい作品である。ものまね少年がメジャーのイチロー、
松井、ランディジョンソンなどを真似て野球するのだが、昔、誰もがやったプロ
野球選手の真似で甲子園を目指すというある種の夢を実現してくれたマンガ
である。
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クロスゲーム  [あだち 充]
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 いわずとしれたあだち先生の作品である。本当ならタッチ、H2からクロスゲームとあだち先生作品でもいいと思っただが、それはまたの機会にしたい。
 この作品はどっちかというとタッチに似てるかな?幼馴染の女の子が夢で見た甲子園で主人公が投げるという姿を実現するために、主人公が甲子園を目指すあだち作品の王道を行く作品作品だと思う。 
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CUFFS  [東條 仁]
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 学園不良物です。ただ、格闘シーンが多いため、単なる不良マンガというよりは私は格闘マンガに近い感覚で見ています。
 いじめられっこが自殺をし、生き返ったらその主人公の魂は昔不良のカリスマだったいじめられっこの父親だった。主人公はいじめられっこの父であり、女房子供を捨てた人生をやり直すのだが、不良だった人間が真面目に生きるのは難しいようです。波乱万丈の主人公の人生に少しあこがれもする作品です。 
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龍狼伝  [山原 義人]
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 三国志の史実を模したマンガである。最近レッドクリフという映画がヒットされたというけど、日本人には中々三国志になじみがある人は少ないと思われる。私は三国志に関する本、マンガ読んだことありますが、この作品が一番面白かったです。主人公が劉備玄徳ではないので三国志がすきな方にはイマイチかもしれませんが、お試しあれ。  普通の三国志好きの高校生が友達の女の子と三国志の時代にタイムスリップ、自分の持っている知識で軍師となり、離れ離れになった同級生を探しながらも、主人公が成長していく様を描いている。
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海皇紀  [川原 正敏]

 「修羅の門」「修羅の刻」に続き私の好きな著者の作品である。前述の2作品とは異なり、舞台は架空の世界の話になり、海の一族と言われ、世界の海を統べる一族の中にいる主人公が、国を滅ぼされた内陸国のお姫様を救い(ちょっとした気まぐれ? 正義感?)、姫様の国を滅ぼした海の一族の敵でもあるロナルディアと戦うストーリーである。  川原作品には多いのだが、相変わらず脇役が面白い、剣豪、船の仲間、敵、そして最近では謎の実母。先が読めないストーリは一級品である。
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ソムリエール  [城 アラキ×松井 勝法]

 正直お酒の内容としてはソムリエと被っているところはあると思いますが、主人公の過去や人間関係を広げたことによって作品としてはソムリエよりは好きです。(甲斐先生の画より好みということもあります)
 フランスで葡萄とワインに囲まれて育った娘が日本レストランでソムリエールとして働く話です。レストランでの接客等には不慣れな娘がワインを通してお客様の心をつむぐ活躍をする心温まる作品です。
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バーテンダー  [城 アラキ×長友 健篩]

 バーテンダーというのは正直私も学生のアルバイトがやるものだと思っており、仕事としてもウェイターとの違いが分からなかったのですが、この作品を読んで考えが一変しました。
 フランスの有名レストランのバーテンダーが日本に帰ってきて誰もがその一杯を飲めば心が癒される「魂の一杯」を作れるようになるため、お酒の技術だけではなく、人と心を交わすことで日々精進していく話である。
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DESIRE  [小谷 憲一]

 正直あまり内容を読んだことはありません。薦めておいてごめんなさい。この手の成年コミックは画だけで決めてますので、ご勘弁願います。
 昔の小谷先生のマンガでテニスマンガが確か少年ジャンプにテニスマンガを載せてあったような気がしますが。
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学園天国  [遊人]
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 残念ながらこの作品も内容はあまり読んでません。ただ最近の遊人先生の作品は女の子がかわいいし体のラインが綺麗です。多分、成年マンガを読んだことがある方で遊人先生の作品が気に入らなかった人はないとおもいます。
 ただ、遊人先生の作品はストーリがあるものもあるので、あまりショボイ男性目線だけで作品を判断したくないとも思ってます。
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