このマンガは本格的拳法マンガであり、現実味があるマンガである。それもそのはず作者の松田隆智氏は中国武術の研究としては有名な方でマンガの中で主人公が使う武術「八極拳」の本も出している。
このマンガは主人公の拳児が幼い頃祖父から八極拳を習うが、その後祖父が中国で行方不明になってしまう。その祖父を探すために様々な場所や師から八極拳やその他の中国武術を習い、拳児が成長していく姿を描いている。私も少林寺拳法とボクシングをやったことがあるが、やはり一番すきなのは中国武術である。他の格闘技と違い、中国武術は色々な技を覚え、最終的に一番シンプルな技を極めることを目的としている。「絶対なる一」武術のみならず、色々な分野に通じる心構えだと思う。
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