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押収の服、世田谷で捜査員追跡時に酷似 ホームレス襲撃

2009年1月4日13時12分

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 東京都国立市で昨年6月、ホームレスの男性(64)が頭を殴られ負傷した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された高本孝之容疑者(36)=東京都多摩市連光寺2丁目=の居室から押収されたジャンパーは、2日夕に別のホームレスの男性が殺害された東京都世田谷区の東名高速高架下の現場に向かった際に着ていたものと酷似していることが警視庁への取材で分かった。同庁は4日、高本容疑者を同容疑で東京地検八王子支部に送検した。

 捜査1課などによると、高本容疑者は2日午後4時前、入所する多摩市内の施設を自転車で出発。捜査員が追跡したところ、世田谷区喜多見3丁目の高架下に到着した。3日の家宅捜索では微量の血が付いたジャンパーとシャツを押収しており、ジャンパーは2日に着ていたものに酷似。同課などは付着した血液のDNA鑑定を進める。

 高本容疑者は、国立市谷保の石田大橋下で、ホームレスの男性を鉄パイプのようなもので殴るなどしたとして逮捕された。高本容疑者は当初、「石田大橋なんて行ったことがない」などと話していたが、「防犯カメラに映っているなら、私が行ったということなんでしょう」と供述を変え始めたという。

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