【コラム】　のどちんこって何のためについているの？

風邪をひくといろいろと大変ですよね。体はダルいし、頭がボーッとして、それになんだかのどに違和感が…。普段は気にならないんだけど、プラプラ垂れ下がっているのどちんこがすぐ腫れて痛くなっちゃう。あれって、本当に必要なものなの？

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ぷらぷらぷら〜り、これ何に使うの？
扁桃腺と混同しちゃうけど…“のどちんこ”の役割って?（2008年3月13日号）
「口内の息を吐くスイッチの役目をしています。鼻から息を出すルートを開閉させ、ラッパや笛を吹くときに鼻から息が抜けないようにしたり、逆に鼻から息を出すパ行やカ行などの発音を助けたりするんですよ。のどちんこがうまく働かないと、『パ』が『マ』に聞こえてしまうこともあります。また、食事の際に鼻への逆流を防ぐ役割もしているんですよ」（大阪大学大学院歯学研究科・古郷幹彦教授）
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単にプラプラしているだけじゃなくて、体内の空気の流れを調整する「弁」の役割があったのですね。

ちなみに、風邪をひいたときにのどちんこが腫れていると思っていたのは、のどちんこだけじゃなくて口のなか全体だったことも判明。お医者さんが見ていたのはのどちんこだけじゃなく、口のなか全体だったってわけか…。

それにしても、風邪をひいて病院に行くと、お医者さんが口内を診るのはわかるけど、聴診器を当てるのはいったい何を聞いているんでしょうか？　心臓の音？

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問診、視診、触診、聴診、打診…
診察室で１対１のあのトキお医者さんは何を診ているの？（2007年11月15日号）
「肺の音を聴いて、気管支の状態や、痰の有無を調べているんですよ」（田代クリニック院長・田代博紹先生）
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心臓の音だけじゃなく、肺の音も聞いていたんですね。ちなみに、胸や背中をトントン叩く「打診」は、叩いたときに聞こえる音の高低によって、異常を調べているのだそうです。結構大事なことを調べてくれているので、これからあんまり打診してくれないお医者さんに会ったら、「もっと叩いて！」とお願いしてみることにします！
（R25編集部）

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※コラムの内容は、フリーマガジンＲ２５から一部抜粋したものです

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