家の経済的な理由で執筆が遅れに遅れて、多くの方々に多大な迷惑をかけた末に、誰もが納得できない形で出さざるを得なくなった作品です。
請け負った仕事を期日までに全うすることは、社会の常識であり、お世話になっている方々に対する最低限の誠意でもあるのですが、……ぶっちゃけ一家心中するかしないかというどん底の経済状況では、社会の常識など『くそ食らえ』なものでして……。
誠心誠意を尽くして死ぬより、非常識でいいかげんでも生きる道を選びました。

もし沙枝の続きを書くことがあるならば、まずはこの二巻を全面的に直して『魔法少女沙枝2改稿版』として出すかと思います。