●東京キレイになるプロジェクト

 

《実践》きれいになる「銭湯」の魔法 ─たった四百円のエステ─


キレイになるためには、いかにストレスをためないかが重要。ストレス発散方法は人によって様々だけど、誰にでも簡単に取り入れられることに、お風呂の活用があります。
楽しいお風呂グッズもたくさん出ているし、ダイエットにも効果がありそう。


街のお風呂屋さんを上手く活用できないかしら。

たとえば、仕事のあと、デートの待ち合わせを一時間ずらして近くの銭湯へ。
広い湯船に浸かれば、上司からの小言や理不尽な注文でむかむかしていた気持ちもすっきり。ほら、冷え性の体が温まって、肩こりも忘れちゃう。さっきまでのガサガサした気分はどこに行ったのかしら? そうそう、入る前にドライヤーがあるのを確認したから、シャンプーもしちゃおう。
すっきり、笑顔が戻ってきた。ほのかに香る石鹸の香もいい感じ。つやつやお肌になったら、化粧の乗りも違ってくる。デートの相手が異性であっても同性でも、余裕を持って接することができれば、いつもより何倍も楽しいはず。

実際に銭湯に行ってみると、どこも清潔。気泡の出るお湯や遠赤外線風呂、日替わり薬湯に力を入れているところもあります。別料金でサウナが完備されていたり、脱衣所にマッサージ器が置いてあったり。外観はレトロでも、設備は近代的なところが多いような気がします。もちろん、昔ながらの銭湯もあります。どちらが良いかは好みの別れるところですけれど、違いを楽しむのもオツなものです。


 ひと言アドバイス 
銭湯セット、私は石鹸と小さいシャンプーとリンス、着替えのインナーと普通の大きさのタオル一枚だけで充分です。もしもバスタオルが必要なら、なるべく小さいのが良いでしょう。
普通の大きさのタオル、一枚は髪を包む用、もう一枚は体を洗う用です。髪が短ければ、一枚で大丈夫。よくすすいで、浴場から脱衣所に上がるとき、体を拭くのに役立てましょう。それ以外はいつも持ち歩いているものだから、たいしてじゃまにならないです。化粧品や櫛もいつものでOK。そうだ、クレンジングは必要ですね。

お店の人や常連さんとは仲良くしたほうが良いです。特別話しかける必要はないですけれど、脱衣所に張り出されているルールは守りましょうね。それが大人の女ってもの。

それから、これが一番大事。好意をいだいている男性と一緒に銭湯に行くのは絶対やめましょう。男の人と女の人では、お風呂にかける時間の長さが違います。せっかくほんわりした気分になっても、待った、待たせたで喧嘩になっては元も子もありません。やはり、楽屋裏は見せないのがよろしいかと思います。


一度は行きたい、キレイになる 素敵東京銭湯

台東区元浅草「日の出湯」2005

港区三田「小山湯」2004.12.下旬

新宿区高田馬場「世界湯」2004.11上旬

大田区東雪谷「稲荷湯」2004.10下旬

北区滝野川「稲荷湯」 2004.10上旬

 

 

一度は行きたい オモシロ 東京銭湯

中野区新井「新越泉」2004.12上旬

葛飾区奥戸「観音湯」2004.11下旬