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イスラエル軍、ガザ地上侵攻開始 北部で激しい銃撃戦

2009年1月4日6時21分

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写真3日夜、パレスチナ自治区ガザとの境界付近を進軍するイスラエル兵=ロイター

写真3日夜、地上戦に向けパレスチナ自治区ガザとの境界付近に集まったイスラエル兵=AP

 【エルサレム=村上伸一】イスラエル軍は3日夜(日本時間4日未明)、イスラム過激派ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻を開始した。イスラエル軍が明らかにした。先月27日に始まったガザへの攻撃は8日目に入った空爆に加え、3日夕には地上からの砲撃も始まり、ついに地上侵攻という最終段階に入った。

 空爆ではすでに450人を超える死者がガザで出ているが、地上戦が本格化すればより多くの民間人が巻き込まれるのは必至で、犠牲者の一層の増加は避けられない。

 現地からの報道によると、イスラエル軍が侵攻したガザ北部では激しい銃撃戦などが始まり、子供のほかハマス戦闘員ら計30人が死亡した。

 イスラエル軍報道官は3日夜、同国の民間テレビに「地上作戦は長期間になる」と述べた。ただ、イスラエル政府関係筋は朝日新聞に対し、同軍はいったん侵攻しても連続してガザにはとどまらず、侵攻と撤退を繰り返してイスラエルに向けたロケット弾発射基地や武器庫の破壊を目指すと述べた。

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