明治3(1870)年。36歳で最期を迎えた小松帯刀。故郷・鹿児島県日置市にある帯刀の墓の隣には、妻・お近の墓が並び、近くには側室・お琴も眠ります。
帯刀が亡くなって13年後の明治16(1883)年、篤姫もこの世を去りました。1万に及ぶ人々が沿道に集まり、葬列を見送ったといいます。
東京都台東区にある徳川家菩提寺の1つ・寛永寺には篤姫と、その隣には13代将軍の夫・家定が眠ります。