仕事などを失った派遣労働者たちを支援する「年越し派遣村」の実行委員会は、臨時に開放された厚生労働省の講堂が使用出来なくなる5日以降も、宿泊場所などを確保するよう厚労省に要請しました。
厚労省は仕事などを失った人が東京・日比谷公園の「年越し派遣村」に詰めかけたため、2日夜、庁舎内の講堂を臨時に開放しました。しかし派遣村実行委員会は3日、「本来、支援は行政が行うべき」だとして、使用期限の5日以降も宿泊場所や食事を確保するよう厚労省に要請しました。
派遣村に集まった人は400人を越え、このうち200人以上が5日以降、生活保護の受給に向けた手続きを行うということです。(03日23:06)