UPDATE1: ハンガリー中銀が金利を50bp引き下げ10%に、追加利下げ示唆

2008年 12月 23日 01:41 JST
 
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 [ブダペスト 22日 ロイター] ハンガリー国立銀行(中央銀行)は22日、政策金利を予想通り50ベーシスポイント(bp)引き下げ10.0%とした。国内の金融システムが引き続き安定すれば、今後数カ月間に追加利下げする可能性を示した。

 ロイターが前週実施した調査では、アナリスト20人のうち14人が50bpの利下げを予想。4人が100bp、1人が25bpの利下げを、1人は据え置きを予想していた。

 中銀はウェブサイト(www.mnb.hu)に発表した声明で「景気減速と強いディスインフレが見込まれることから、金融政策委員会は金融状況を引き続き緩和することを決めた」と説明した。

 シモール中銀総裁は「インフレと成長両方の見通しにより大幅利下げが正当化されるが、金融安定へのリスクには注意が必要だ。(政策の)決定にあたり、政策委員会は両者のバランスを取るよう努めている」と述べた。その上で、金融状況が安定すれば利下げを実施することが可能との見方を示した。

  

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