殺人事件が発生した現場付近を調べる捜査員=2日午後9時55分、東京都世田谷区、小宮路勝撮影
2日午後5時45分ごろ、東京都世田谷区喜多見3丁目の東名高速の高架下で、男性が頭から血を流して倒れているのを警察官が発見した。警視庁が調べたところ、50〜70歳くらいのホームレスとみられ、既に死亡。後頭部に鈍器で殴られたような複数の傷があり、同庁は殺人事件として成城署に捜査本部を設置した。
成城署捜査本部によると、現場は高さ約1.5メートルのフェンスで囲われた場所。男性は、段ボールの上に、寝袋に入った状態でうつぶせに倒れていたという。近くには、そろえた靴やポリ袋、ナップサックもあり、この周辺で寝泊まりしていたらしい。着衣に乱れはなく、捜査本部は、就寝中に襲われたとみている。
都内では、昨年6月に府中市の中央自動車道高架下でホームレスの男性(74)が殺害された。昨年3月と6月にその周辺でホームレスの男性が襲撃される事件が4件起きている。男性を発見した警察官は、この連続殺傷事件の捜査本部員で、警戒中だった。