■ 仏暴動

(1/3)仏の「非常事態法」、4日に解除

 【パリ=安藤淳】仏政府は3日の閣議で、暴動の拡大を食い止めるため昨年11月に発動した「非常事態法」を、2月の期限を待たずに今月4日に解除することを決めた。年末年始に多くの若者が集まるパリや近郊で騒ぎが起きるのを懸念していたが、大きな混乱はなく、同法の助けを借りなくても平穏を保てると判断した。

 政府は2006年を「機会均等の年」と位置づけ、移民らが就職などで直面する不平等の排除に全力をあげる方針。



ご購読のお申し込み