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月間受賞作品紹介
【2000年5月】
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おーいぇ! 今月はいい意味でアマチュアらしい作品が多かったぜ! 既成の枠にとらわれない”自分らしさ”というか、とにかく自分のやりたいことを楽しんでやっているという雰囲気があって、プレーしていても楽しかった。今後も個性溢れる作品をがんがん送りつけてくれよな!



地味だぜ! でも敵の動きがおもしろいぜ!


地味だぜ! でもこれでなかなか手ごわいぜ!


地味だぜ! でもステージ構成は多彩でイカスぜ!
南瓜のそぼろ煮
受賞者:藤田浩隆さん [埼玉県]
ジャンル:シューティング
対応機種:Windows95/98
(シューティングツクール95作品)
審査員のコメント
変な(失礼)タイトルだけど、なかなかどうしてやり応えのあるシューティングゲームに仕上がっていた。グラフィックなどが簡素ではあるが、各ステージごとに特色があって飽きがこない。”覚え”の楽しさを確実に感じさせてくれる作りも良い。また、敵機の動きが素晴らしい! 無機的な外観にはそぐわない有機的な動きが、見た目に気持ちよかった。撃破された敵機から緑色の宇宙人が落下してくるのも、ニクイ演出である。完成度的には今一歩ではあると思うが、十分に楽しませてもらったぞ。 【O貫】
投票者からのコメント
バリアで敵に突っ込むのが爽快! 簡単だけど、なかなか面白かった。 [19歳 男性]

ようやく普通に遊べる『シューティングツクール95』作品が……。という感じ。難易度は高いが、覚えゲー的に遊べるのは良い。少なくとも理不尽ではないし。ただ、二面ボスを即死させないとクリアが不可能なのと、その前のヘビ型の敵がえらく硬く感じることがある(バグ?)のと、復活後の無敵時間が分かりづらいのはいただけない。とりあえずプレイ一時間での印象は今までのシューツク95作品の中では一番良かった。 [19歳 男性]

このゲームは、やっていて非常にやりやすかったと思います。システムもシンプルですぐになれました。ただもうちょっと工夫があればもっと面白くなると思います。また、3面のボスの耐久力が異常に低いのが減点と感じました。ゲーム自体はとても面白かったです。 [14歳 男性]
受賞者のコメント
ノミネートされてから、ああすればよかったとか、何度も思いました。そうしてるうちに、だんだん受賞できない気がしてきて半分あきらめていたので、受賞したと聞いたときは、マジっすか!? って感じでした。

制作期間:5ヵ月
制作人数:1人
苦労したところは?
自分ではちょうど良いと思っても、他の人にとっては難しすぎたりするので、難易度の調整が難しかった。

 1,58MB 起動ファイル:Stkrun.exe




負けるな五郎! ちょっとオタッキーなクイズバトルがアツイ!


琴音さんのため、五郎立つ! 俺も千堂五郎になりたい!


龍神からのささやき? いいのか五郎! 正気を保ってくれ!
究極バカげ〜むG1
受賞者:スタジオ・アルシオン [奈良県]
ジャンル:アドベンチャー
対応機種:Windows95/98
(オリジナルプログラム作品)
審査員のコメント
深いのか行き当たりばったりなのかよくわからないが、とにかくアツイ! 作者……否! 主人公の千堂五郎のパトスがほとばしり、暴走していくストーリーが最高に気持ちのいい作品だった。気持ちいいといえば、戦闘時のアニメーションが、これまた気持ちいい。へなちょこなグラフィックながら、殴られてぐったりする描写など妙にリアルで良いね。こういうノリの作品は賛否両論分かれると思うが、この作品の場合、中途半端ではなく本気で作っているのが伝わってくる。本気で作れば『バカゲー』だって、こんなにおもしろいということを教えてくれた。まさに『究極』のバカゲーである。就職活動が無事に終了したら、第2話を完成させてくれることを祈る。【O貫】
投票者からのコメント
私は前作もプレイしたのですが、とても楽しめました。さまざまな面で進化したと思います。第2話にも期待がかかりますね! [19歳 男性]

ソフコン時代から待ってましたよ、コイツを。内容は移植ものでしたが、パワーアップの仕方がハンパじゃない! 何だあのアニメは(笑)。凄まじく楽しめました。もちろん続編もあるんですよね? 期待しています。 [22歳 男性]

ほんとうに作ってみたいゲームを作ったーと言う感じがしました。作ってて楽しかったでしょ。戦闘がクイズ形式だったと言うのもよかったです。 [18歳 男性]

前バージョンから遙かにグレードアップした、サウンド・画面エフェクトには笑いました。ただ、あのイカしたオープニングが削除されたのは個人的に残念(笑)。未だに歌詞覚えてます。 [19歳 男性]
受賞者のコメント
超ステキ編からもう4年。「今さら何を」なんて周囲の声を難聴気味に受け止めながら、ようやく完成までこぎつけました。今回の受賞を機にスタッフの心に使命感の炎が宿り、続編制作に向けて一丸となって頑張っていけたらいいなぁと思います(希望)。

制作期間:ダラダラとやる気なく1年
制作人数:実質2人
苦労したところは?
強いて言うならチームワークの悪さ

 1,51MB 起動ファイル:qgb1.exe




雪の降る森のシーンから流れるようにタイトル画面へ。雰囲気もよく出ています。


相変わらずのマサルと木魔。この笑いと、後のシリアスのギャップもまた良い。


石を配置してピアノを演奏すると……? 今回はゲームとしてみても、工夫が凝らしてある。
館−Red letter day−
受賞者:青木 恭美 & 野間 伸治さん [大阪府]
ジャンル:RPG
対応機種:PC-98
(RPGツクールDante98U作品)
審査員のコメント
『マサルと木魔』シリーズもついに3作目になるが、シリーズとしてのノリやテンションは保ちつつ、毎回違うことに挑戦している点を賞賛したい。とくに今回は、導入部からタイトルが出るまでの演出に、明らかな作者の成長が見て取れた。良い意味でゲーム制作に慣れてきて、自分ならではの感覚を引き出すことができるようになってきたと思う。ストーリー全体としても、ホラーとして“怖さ”が十分に描かれていて楽しめたぞ。少し残念に思ったのは、これも作者ならではの要素ではあるのだが、今回に限っていえばマサルと木魔の掛け合いが少々うるさかったように思う。この辺の調整は難しいと思うけどね。個人的には、木魔がまた帰ってきてくれたことが嬉しかった。次回作でも、また彼らの活躍を見せてほしい!【O貫】
投票者からのコメント
とっても面白かったと思います! ギャグあり、謎もあり、マサルと木魔の相性もバッチシです♪ でも、もうちょっと戦闘シーンがほしかったかな? あれは、あれでいいと思うのですが、私としてはもうちょっとほしかったです……。 [15歳 男性]

前作に比べるとストーリーがしっかりしていますね! ホラーものは苦手ですが、それを打ち消してくれるようなテンションの高すぎるセリフがまた良いと思いました。死にまくるのはどうかと思いましたが……。 [17歳 男性]

ギャグないって言ってたけどあったね。別に演出は凄くないと思ったけど、ストーリーが好きなんで1票。 [18歳 女性]

前半は前作と同じような、明るい感じでよかったです。後半からは、ちょっと怖かったです(笑)。最後は少し悲しかった。最初は「あれ?」って思ったけど、実はマサルの回想だったので納得しました。 [13歳 女性]
受賞者のコメント
ストーリー中心的に作り上げた作品だと信じています。「マサルってギャグだよね?」って事はさておき、シリアスに仕上げましたが、これを書いていると言う事はいい結果に繋がったんだと思います。次は新鮮なものを作りたいです。

制作期間:2ヵ月
制作人数:ふたりだよね? 野間「えっ、あっ、うん。」
苦労したところは?
完成間際に、たくさん絵や曲を描いた事。あとはストーリーです。

 965KB 起動ファイル:Yakata.bat



古文書を盗んだヤツは、なんと“要”の兄“壮尾”だった!!


“壮尾”はどこにいるのか!? さぁ、どこから探す?


サタンを倒し、ルノンにお願いを聞いてもらった“弘司”だが……。
PARANOIANS2 〜無気力症候群〜
受賞者:P.N 焼城 ユブさん [兵庫県]
ジャンル:シミュレーションRPG
対応機種:Windows95/98
(シミュレーションRPGツクール95作品)
審査員のコメント
主人公たちが醸し出す独自の雰囲気が特徴的なこの作品。続編を期待していたプレーヤーも多かったようだね! たくさんの投票があったよ。キャラクターそれぞれに個性があり、ライトなノリとテンポの良い会話が、まるでマンガを読んでいるような感覚で◎。続編だけに、古代書の謎が明かされたり、登場キャラクターが増えたりとストーリーにボリュームが出ていたね。でも、どうしても“2”となると、前作の新鮮さがプレーしていてそれほど感じなかった。また、属性を使った戦闘も、いまひとつキャラクターの個性が活かされていないように思えた。しかし、戦闘を工夫してさらにおもしろい作品にしようってところはいい! なので、次回はさらなる工夫を見せてほしいぞ。あと、個人的には、このキャラクターで恋愛ものが見たいなぁ……なんてね。【こむこむ】
投票者からのコメント
なんと言っても、グラフィックが可愛いです! その上声付き……。初心者の私にも無理なく遊べて、とても楽しかったですね。 [18歳 女性]

この作品はこのページに表示されているプレビュー(?)画面見た時点で何の迷いもなくDLしました。何よりも私はキャラクターに惹かれました! 2番目にはキャラクターのセリフ! ひとりで「うふふ」と微笑を浮かべながらやってましたし。ともかく、センスの光る作品だ!!! てなわけで、この作品を一押しします。 [13歳 女性]

シリーズ1も面白かったけど、やっぱり面白い。キャラクターそれぞれに好感が持てる。今回は銃剣道部の子がいい味出してた。あと、ガングロの子が最後で化粧落とすのは、女ながらにグッときた。 [26歳 女性]

久々に楽しませていただきました。以前の受賞作品より敵の配置や敵の強さなどが丁度良かった。もうちょっと、ストーリーを凝ってもらいたかった。 [14歳 男性]
受賞者のコメント
今作は声優さんを始め、いろんな方のご協力から完成できたと思っています。続編希望とメールしていただいた方。プレイしてくださった方。そして感想を下さった方。皆に感謝です!!

制作期間:2ヵ月
制作人数:1人(+声優さん方)
苦労したところは?
声とアニメーションのタイミングを合わせるのに苦労しました。

7,68MB 起動ファイル:Srpgexec.exe




True of concept
受賞者:TANIさん [神奈川県]
ジャンル:RPG
(RPGツクールDante98U作品)
審査員のコメント
この作品で評価したいのは、技術的な“挑戦をしていること”に満足しているのではなく、自分の表現したいものを懸命に形にしようという努力が見えるところだ。大きいキャラクターによるサイドビューバトルや、奥と手前でキャラクターのサイズが変わるマップなど、これらは作者ならではの表現手段なのだと思う。技術力のアピールではなく、自分の作りたいものを作るという姿勢は忘れずにもっていてほしい。ただ今回は残念ながら、ストーリーに起伏がなく、続けてプレーしたいという気になれなかった。ゲームをプレーする上でのメリハリは、他の投稿作品などを参考にしてみてほしい。これで諦めず、また新しい作品を作ってくれ。【O貫】
投票者からのコメント
なにやらすごい。挑戦的なシステムやマップが、並み並みならぬ気概を感じさせます。今後に大期待! [23歳 男性]

場面転換、戦闘、致命的なバグ、全てに置いて問題ばかりが目立ちました。明らかにテストプレイをしていないのが分かります。アイデアだけは良かったのですが。[23歳 男性]



その他の作品
惜しくも、受賞作品には選ばれなかった作品を紹介します。
ノーザンブライトの灯 ■とても厳しい言い方をしてしまうが、『デジタルノベル』というより、中途半端なRPGに見えてしまう。前作『脱出』で垣間見せてくれた、作者ならではの『デジタルノベル』の見せ方を追求してほしい。[O貫]
■マップ、イベント、ストーリー共に丁寧に作られていた所が 1番印象に残りました。戦闘はちょっと辛目だけど、イベントがうまく使ってあって遊んでてたのしかったです。[14歳 男性]
マジックバトル ■戦闘部分など、あちこちで頑張っているとは思います。ですが、正直魅力が感じられるところがなかった。[O貫]
封印の塔 ■正直僕は楽しめました。でも、即バッドエンディングになるなど、結構不親切。いろんな選択肢があって、それぞれに話の展開があるような作りこみがほしいです。[O貫]
■面白いでも、面白くないでもないのですが、印象に残りました。特に絵柄がいいかんじだと思います。[28歳 女性]
ウェディングほか ■状況の捉え方、顔の表情はいいと思います。ですが、絵の構成や体のバランスの悪さなどが気になります。[O貫]
■わたしは好きです。結構いい味だしてると思う……。[27歳 女性]
Battle of the Spirits Monsters. ■パラメーターを変更して戦闘するだけでなく、勝利したら装備品がもらえるとか、魔法を覚えるなど他の要素がほしかったぞ。 [こむこむ]
■『アリーナ』というキャンビーに入っていたゲームのような懐かしさを感じる作品でした。楽しかったです。が、もっとパラメータをいじれたり、装備も色々組み合わせられたりした方が良かったと思います。[16歳 男性]
なつやすみ ■はじめて『恋ツク』で、シミュレーション要素を取り入れた作品に出会った。けど、ストーリーや設定がありきたり。とくにキャラクターに魅力を感じれなかったのが残念だ。[O貫]
■プレイ時間もほどほどの長さだし、システムも結構いい感じだと思います。キャラクターも結構かわいらしくて、細かいというか、よくありそうな?日常会話が一番好きですね。あと、仲良くなったなぁって、実感がしやすくて嬉しかったです。[14歳 女性]


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