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香港の大気汚染、08年は過去最悪を記録

  • 2009年01月03日 01:02 発信地:香港
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香港(Hong Kong)の混雑した交差点で、汚染された大気を吸わないように、口を手で覆う人びと(2009年1月2日撮影)。(c)AFP/MIKE CLARKE

【1月3日 AFP】香港環境保護署(Hong Kong Environmental Protection Department)が2日発表した統計によると、2008年の香港の大気汚染は、政府の環境向上対策にもかかわらず、測定開始以来最悪の水準となった。

 深刻な大気汚染が、香港の「国際金融センター」としての地位を危うくしていると懸念する声も上がっている。大気汚染は、中国本土側の境界沿いにある多数の工場が要因の1つとされている。

 08年には、繁華街など市内の一部で、大気汚染が危険レベルを超えた時間が14%増加した。

 環境保護署によると、08年にショッピング街やビジネス街など主要3か所の大気汚染が危険レベルだった時間は計2000時間以上で、00年に市街地での測定を開始して以来、最多時間となった。

 香港のシンクタンク「Civic Exchange」が08年に発表した報告書によると、香港、マカオ、中国南部では、大気汚染が原因で毎年1万人以上が命を落としている。(c)AFP

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