【国際】フランスの独身法相が出産 父親は明かさず2009年1月3日 11時05分 【パリ3日共同】フランス公共ラジオによると、フランスのラシダ・ダチ法相(43)が2日、パリ市内の病院で女児を出産した。 ダチ法相は独身で、私生活上のパートナーも明らかになっておらず、地元メディアで父親が誰か憶測を呼んでいる。法相自身は昨年9月、妊娠が公になった際に「マスコミに話すことができるのは、わたしの私生活は込み入っているということだけ」と表明。その後も職務を続けていた。 法相の側近によると、女児は法相の第1子で出産は予定より15日早かった。ゾラと名付けられるという。 ダチ法相は、モロッコ出身の父親とアルジェリア出身の母親の間に生まれ、12人きょうだいの中で育った。裁判官を務めた後、2007年の大統領選でサルコジ陣営の報道官として頭角を現し、フィヨン内閣で法相に抜てきされた。
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