☆ね年…江は碧にして鳥はいよいよ白し。大自然の妙景に感動す
☆うし年…年明けて更に珍しく感ずる松の雪は、天下泰平を汝に寿ぐ吉日
☆とら年…旭日東天より出でたるが雲のさえぎりあり。深思して過ごせ
☆う年…人に使命あり物に使命あり、時に使命あるを悟る日
☆たつ年…天地開けてより本来の神は汝の心中にありと喜ぶべし
☆み年…鏡の曇るは外の雲霞のたなびくにあらず。それ我心によりて雲をおこし、迷うと気付く時
☆うま年…春は何処と尋ねたらわが家の梅の花にあり。脚下照顧
☆ひつじ年…過去を悔やまず、未来を夢見ず、その日その日を感謝する
☆さる年…新年早々、宝山に登りて初日の出をながむる夢を見る。本年を祝す
☆とり年…氏神さまに初詣でして家内安全身心堅固を寿ぐ
☆いぬ年…本年の雑煮、格別に美味し。よき年ならんか
☆い年…初雀が羽をひろげて降りてきて新年を祝うなり
(松雲庵主)