2009年1月2日 19時9分更新
デパートなどの初売りが2日、岡山市で行われ、景気が悪化している中、お買い得の福袋を手に入れようという買い物客で混雑しました。
このうち岡山市本町のデパートでは3つある入り口に合わせて2500人余りが長い行列をつくりました。
そしてふだんの開店時間よりも15分早い午前9時45分に店のドアが開けられると、買い物客たちは一斉にお目当ての福袋のコーナーに走って向かいました。
店では2009年にちなんで200万9000円の毛皮や宝石が入った福袋や、ホテルのスイートルームの宿泊などが抽せんで当たる10万円前後の福袋など、合わせて1万5000袋を用意したということです。
女性たちに人気なのは5000円から1万円の洋服やアクセサリーの福袋で、買い物客たちは福袋を手にとっては袋の口のすき間から中身をのぞいたり、重さを確かめたりしてから買い求め、たくさんの袋を抱える人の姿も見られました。
買い物に来た人たちは「1時間前から入り口前に並びましたがたくさんの人がいて驚きました」とか「毎年楽しみに来ています。子どもたちの使うものをたくさん買い込みました」と話していました。