地域 : 諏訪大社初詣でにぎわう 26万7000人が参拝
更新:2009-1-3 6:00
晴天の幕開けとなった2009年の1日、諏訪大社上社、下社の境内は、1年の無事などを願う参拝者でにぎわった。諏訪大社によると、2年参りも含めた元日の初詣での人出は上社で16万6000人、下社で10万1000人となった。
午前11時ごろから参拝者が増え始めた下社秋宮では、参道に人の波が続き、行き帰りで顔を合わせた参拝者があちこちで新年のあいさつを交わした。境内は、一年の運を占うおみくじに列ができ、家族連れやカップルが拝殿前の大注連縄をバックに写真を撮り、縁起物やお守りなどを買い求める人でにぎわった。 不況下での幕開けで、岡谷市から訪れた60歳代の女性は多くの参拝者を見て「こんなご時勢だから、みんなどこか心に不安があって神頼みするのでしょうか。うちの息子も夜中から2年参りに行った」と話した。