1日付のイスラエル紙ハーレツは、パレスチナ強硬派ハマスが支配する自治区ガザへの大規模空爆が国民から「軍事的成功」と評価され、2月に予定される総選挙に向けて劣勢だった現与党の中道・左派ブロックが、右派ブロックと肩を並べたとの世論調査結果を伝えた。
リブニ外相が党首のカディマ、バラク国防相が党首の労働党など中道・左派ブロックの予想獲得議席は、空爆作戦直前の調査では国会定数120のうち55だったが、60に増加。リクードや宗教政党の右派ブロックは65から60に減少した。
軍事作戦については空爆継続支持が52%と多く、地上侵攻支持は19%、停戦支持が20%だった。(共同)
毎日新聞 2009年1月2日 11時46分