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【奧運(オリンピック).com】(41)“ワカメちゃん”カットが増殖中
このニュースのトピックス:奥運(オリンピック).com
北京市内では、昨年夏あたりから百貨店が次々に開店しており、2年前のガイドブックが役に立たないほど街の様相が変わった。そして、百貨店の急増に伴ってか、中国の女性も格段にきれいになった、と評判だ。
北京中心部の西単には、おしゃれ感度が高い10〜20歳代が多く集まる。“北京の原宿”と呼ばれる西単では、前下がりの短めのボブカットを多く見かける。パッツン前髪に後ろ髪もまっすぐに刈り上げ、後ろから見ると「サザエさん」のワカメちゃんだ。
このヘアスタイルは中国語で人形を意味する「娃娃(ワーワー)型」とも呼ばれる。市内複数の美容院によると、ヘアケアブランドのモデルの髪形が火付け役で、昨年ごろから流行しているという。スタイリングも楽で、女性美容師は「これからはセットに時間がかからない髪形が流行するわよ」と話していた。
西単には、「ユニクロ」「無印良品(MUJI)」に、化粧品の「DHC」の北京出店1号店もある。価格設定は日本より少々高めだが、いずれも人気を博しているという。
「中国人にとっては高いですが、地元だけでなく、北京に旅行にきた東北地方や内モンゴルの方もたくさん買っていきます」
そう話すのはMUJIの女性店長だ。
女性の「かわいくしたい」「きれいになりたい」という願望は世界各国共通のようだ。(古川有希)