2008年1年間の全国の交通事故死者数は5155人だったことが2日、警察庁のまとめで分かった。54年ぶりに5000人台となった07年より589人(10.3%)減少し、8年連続で前年を下回った。過去最悪だった1970年(1万6765人)の約3割まで減った。警察庁は後部座席シートベルト着用者率の向上や飲酒運転の減少が大きな要因となったとみている。
交通事故の発生件数は約76万件と4年連続の減少、負傷者数も約94万人と10年ぶりに100万人を割り込んだ。交通事故死者数を5500人以下、負傷者数を100万人以下とする「第8次交通安全基本計画」を2年前倒しで達成した。
今年は、飲酒運転やひき逃げなど悪質な違反者に対して運転免許を再取得できるまでの期間を延長するなどの改正道路交通法が施行される予定で、警察庁の吉村博人長官は「犠牲者を1人でも減らすため、総合的な交通事故防止対策をなお一層進めていきたい」とのコメントを発表した。
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