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粉ミルク事件 中国が会見計画の被害者拘束

 有害物質メラミンによる粉ミルク汚染事件で、中国政府や業界による損害賠償のやり方に不満を持つ被害者の父母らが2日に北京市内で記者会見を開こうと計画したところ、父母の代表者が同日までに中国当局に拘束された。香港メディアが伝えた。

 香港メディアや被害者弁護団の弁護士によると、拘束されたのは趙連海氏。ほかにも中国各地から北京を訪れた数人の父母らが当局の監視下に置かれた。

 被害者弁護団の弁護士は「(拘束は)正当な権利の侵害で、理性的ではない。被害者家族と当局の対立を助長する行為だ」と当局を批判した。

 中国メディアは先月、粉ミルク業界が被害者らに賠償金を支払うと報道。しかし、父母らの間には業界や政府と直接交渉したいとの意向が強く、一方的な賠償計画の提示には不満も出ている。 (共同)

[ 2009年01月02日 22:04 ]

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