岩手県一関市で昨年、住職と母親を殺害したなどとして強盗殺人罪に問われ、一審死刑判決を受けて控訴中だった元店員千葉正子被告(46)が28日、収容先の仙台拘置支所(仙台市)で自殺したことが分かった。仙台地検が29日、司法解剖した結果、死因は窒息死だった。
宮城刑務所によると、28日午前11時半すぎ、室内に1人でいた千葉被告が窓枠にシーツを結び付けて首をつっているのを職員が発見。救急車で病院に搬送したが、同日午後零時45分に死亡が確認された。遺書のようなものが見つかっているという。〔共同〕(07:00)