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イスラエル軍によるガザ空爆、ハマス幹部「全滅するまで戦い抜く」

  • 2009年01月01日 16:11 発信地:ガザ市/パレスチナ自治区
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パレスチナ自治区ガザ市(Gaza City)で、イスラエル軍による空爆で破壊されたモスクのがれきの上に立てられた、イスラム原理主義組織ハマス(Hamas)の旗(2008年12月31日撮影)。(c)AFP/MAHMUD HAMS

【1月1日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)幹部は31日、イスラエルが地上戦に踏み切れば「全滅するまで戦い抜く」と強調した。イスラエルは停戦提案を拒否し、空爆を続けている。

 ハマス高官のムシール・マスリ(Mushir al-Masri)氏はAFPに対し、「われわれはあらゆるシナリオを準備しており、全滅するまで戦い抜くつもりだ」と語った。ガザ地区ではイスラエル軍による空爆が5日目を迎え、ハマス側もロケット弾による反撃を行っている。

 マスリ氏はさらに、「イスラエルがガザに侵攻すれば、それは紛れもなく冒険的行為だ。われわれは彼らが驚くようなことを準備している」と語った。

 ハマスの指導者、イスマイル・ハニヤ(Ismail Haniya)元パレスチナ自治政府首相も、テレビ演説で「われわれは(イスラエル軍の)戦車を打ち負かすだろう」と述べ、イスラエルに強硬な姿勢を示した。

 イスラエルのメディアは、数日中にも地上戦が始まる可能性があるとの見方を伝えている。(c)AFP/Adel Zaanoun

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